LIFULL Investmentとオーエスの業務提携
2025年6月2日、株式会社LIFULLのグループ会社であるLIFULL Investmentは阪急阪神ホールディングスのグループ企業であるオーエス株式会社との業務提携契約を締結しました。この提携は地域創生や地域活性化を目指し、不動産クラウドファンディングに新たな可能性をもたらします。
LIFULL Investmentは、これまで「LIFULL 不動産クラウドファンディング」を通じて3件の不動産ファンドの募集を行ってきました。一方オーエスは不動産賃貸、管理を中心とする事業に加え、エンターテインメント関連のビジネスも展開しており、特に地域に密着した活動において非常に力を入れています。
新たな投資機会の創出
提携により、オーエスが組成する地域との結びつきを強化する不動産ファンドが「LIFULL 不動産クラウドファンディング」で募集されることになります。このプラットフォームは、投資家にとって従来とは異なる新しいテーマのファンドへの投資機会を提供します。
さらに、LIFULL Investmentはこれまでのファンド募集の経験を活かし、ワンストップでの分散投資サービスを実現。投資家は複数のファンドを一つのプラットフォームで管理できるため、手間を最小限に抑えられるメリットがあります。
地域に根ざした活動の重要性
オーエスは1946年に設立され、地域活性化に寄与するための取り組みを盛んに行っています。特に白浜町ではリゾートオフィスビル「ANCHOR」を運営し、地域住民や自治体との連携を通じて地域の発展にも貢献しています。このような背景から、両社の協力は地域創生において互いにメリットをもたらすものです。
今後、LIFULL Investmentとオーエスの協業によって、地域に密着した新しい不動産ファンドが誕生し、投資家に対しても新たな選択肢を提供します。
LIFULLの理念
LIFULLは「あらゆるLIFEを、FULLに。」という理念のもと、社会課題を解決するための事業を推進しています。不動産情報を提供する「LIFULL HOME'S」をはじめ、地域の空き家を再生する「LIFULL 地方創生」、シニアライフを支える「LIFULL 介護」など、多角的なアプローチで社会貢献を目指しています。
このような背景のもと、今回の提携もLIFULLのSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みの一環となっているのです。地域の活性化は単に経済的な利益だけでなく、地域社会の結束や持続可能な環境作りにも寄与するものと考えられています。
まとめ
LIFULL Investmentとオーエスの業務提携は、地域創生と不動産クラウドファンディングにおける新たな市場を開くものです。地域の人々とのつながりを重視し、持続可能な社会を実現するための新しい投資機会が生まれることを、今後も注目していきたいと思います。