排出量取引制度(GX-ETS)の最新動向とウェビナー開催について
日本政府は2050年カーボンニュートラルの実現に向け、GX(グリーントランスフォーメーション)を推進しています。その中核を成すのが、2026年度から本格稼働予定のGX-ETS(排出量取引制度)です。これに関連して、2024年1月29日(水)11:00から、東京証券取引所主催の無料ウェビナーが開催されることが発表されました。
背景と目的
GX-ETSに関する最新の動向を知ることは、多くの企業にとって重要です。内閣官房GX実行推進室による最近の議論では、制度全体の構造、対象者、排出枠の償却義務、価格安定化措置などが詳述されました。このウェビナーでは、それらの詳細が解説され、企業がGX戦略を立案する際の参考になることを目指しています。
ゲストスピーカーとして、株式会社東京証券取引所のカーボン・クレジット市場整備室長である松尾琢己氏が登壇し、取引所の運営者としての視点から、クレジット取引の状況や取引所の役割について説明を行います。企業の経営企画部やサステナビリティ推進部に関わる方々に、特に有益な情報が得られることでしょう。
ウェビナーの内容
2月のウェビナーでは、以下の内容が扱われます:
1. スピーカーの紹介
2. GX2040ビジョン、エネルギー基本計画、地球温暖化対策計画などの主要政策の解説
3. 排出量取引制度(GX-ETS)の最新動向
4. 取引所の役割と取引状況
5. カーボンクレジット市場への影響
6. 質疑応答セッション
このプログラムを通じて、参加者はGX-ETSに関する知識を深め、実際のビジネスに活かすための具体的な情報を得られるでしょう。特にクレジットの使用に関する情報を集めている企業にとって、大変期待できる機会です。
参加方法
ご興味のある方々は、以下のリンクから事前登録を行う必要があり、参加登録をした方にはウェビナーの投影資料が配布されます。なお、フリーメールアドレスでの登録は受け付けておりませんので、法人メールからの登録が必須です。
【ウェビナー開催概要】
- - 日時: 2024年1月29日(水)11:00-11:45
- - 形式: 無料ウェビナー(ZOOM)
おわりに
排出量取引制度をはじめとするGX-ETSの導入に向けた企業戦略は、今後のビジネスにおいて欠かせない要素となるでしょう。このウェビナーは、その貴重な第一歩として、企業が持続可能な成長を実現するための有益な情報源として機能します。ぜひ、積極的に参加してみてください。