新設・財団活動活性化
2025-04-01 13:40:36

ピースボート災害支援センター、公益社団法人として新たな使命をスタート

ピースボート災害支援センターが公益社団法人に認定



2025年4月1日、東京都新宿区に位置するピースボート災害支援センター(PBV)が、内閣総理大臣より公益社団法人として認定されました。この認定に伴い、寄付金控除が適用され、多くの支援が期待されます。

公益社団法人への移行の意義



この認定は、PBVが行ってきた災害支援活動が社会的に高く評価されている証拠です。PBVは、さらなる専門性を強化し、持続可能な組織運営を目指す意志を示しています。以下のような重要な取り組みを通じて、活動の透明性を高め、社会からの信頼を一層得ることを目指しています。

  • - 専門性の向上: 災害支援活動の質を高め、得た知識を広めていくこと。
  • - 信頼性の向上: 公益法人としての透明性を確保することにより、社会的信頼を築く。
  • - 連携の強化: 行政や企業、他団体との連携を強化し、より効果的な支援ネットワークを構築する。
  • - 持続可能な活動: 社会的要請に応じた持続可能な基盤を確立する。

寄付金控除のメリット



公益社団法人となったことにより、PBVへの寄付金は特定公益増進法人として税制上の優遇措置の対象になります。個人寄付者は、確定申告を通じて所得税や住民税で控除を受けることが可能です。申告に必要な「寄付金受領証明書」は寄付の翌年に発行されます。法人寄付者についても、特別損金算入限度額の範囲内で損金算入が可能となります。

これまでの活動実績



PBVは、2011年の東日本大震災以降、112,098人の方々と協力し、国内87地域、海外31か国で多様な支援活動を展開してきました。具体的な活動には以下のようなものがあります:

  • - 東日本大震災の際には、緊急支援や復興など幅広い支援を実施。
  • - 熊本地震西日本豪雨においても、緊急支援や生活支援を展開しました。
  • - 海外では、フィリピン台風やネパール地震、ウクライナ危機への支援を行ってきました。

今後の展望



公益社団法人として新たなスタートを切った本団体は、災害時の迅速な支援体制構築、情報発信、人材育成、寄付金控除を活用した活動拡大など、さらなる発展を目指します。代表理事の山本隆さんは、「公益社団法人への移行は、社会的な信頼性を高め、多くの協力を得る機会になることを願っています」とコメントしています。

ピースボート災害支援センターについて



PBVは、「人こそが人を支援できる」という理念の下、2011年に設立され、国内外の災害支援活動を行っています。毎年日本各地での緊急支援を行い、2024年1月には能登半島地震への支援を続けています。

私たち一人ひとりの力が、災害支援の未来を切り開く原動力となります。今後の活動に注目していきましょう。


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会社情報

会社名
公益社団法人 ピースボート災害支援センター
住所
東京都新宿区高田馬場3-13-1-2F-A
電話番号
03-3363-7967

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