5G上空利用に向けた議論再開! 総務省が検討作業班を開催
総務省は、情報通信審議会の下に設置されている情報通信技術分科会の新世代モバイル通信システム委員会において、上空利用検討作業班を7月5日に開催することを発表しました。
今回の作業班では、携帯電話などの上空利用に関する検討を再開し、5Gなどの上空利用に係るユースケースや今後の検討の進め方などが議題となります。
近年、ドローンや航空機などでの通信利用が注目されており、上空での安定的な通信環境の整備は、様々な分野での活用を促進する上で不可欠となっています。
作業班では、上空利用に係る技術的な課題や法令上の課題などを検討し、今後の政策の方向性を検討していく予定です。
具体的には、以下の議題について議論が行われる予定です。
携帯電話等の上空利用に係る検討の再開について
5G等の上空利用に係るユースケース等
今後の検討の進め方
その他
作業班の議論は、今後の5G上空利用の普及に向けた重要なステップとなることが期待されています。
上空利用が期待される分野
5Gなどの高速・大容量通信技術を活用した上空利用は、様々な分野で活用が期待されています。
例えば、ドローンを用いた物流やインフラ点検、航空機内でのエンターテイメントサービス、災害時の通信確保など、多岐にわたる分野での革新的なサービス創出の可能性を秘めています。
今後の展望
総務省は、今回の検討作業班を通じて、上空利用に関する技術的な課題や法令上の課題を明確化し、安全で効率的な上空利用を実現するための政策を策定していく方針です。
今後、ドローンや航空機などの利用環境が整備され、5Gなどの高速・大容量通信技術の普及が進むことで、上空利用はますます活発化すると予想されます。