ジールとPagerDutyの提携について
株式会社ジールは、インシデント管理のグローバルリーダーであるPagerDutyとパートナー契約を締結しました。この提携により、ジールはエンタープライズ企業向けに、PagerDuty製品を活用した先進的なインシデント管理ソリューションを提供できるようになります。
近年、エンタープライズ企業においては、システムの複雑化や24時間稼働のサービスにより、監視運用の負荷が増しています。企業が持つインフラの監視や運用の効率化が求められる中で、ジールの専門知識とPagerDutyのインシデント管理機能を組み合わせることによって、運用コストの削減と障害対応の迅速化を実現します。
提供する付加価値
1. コスト最適化
ジールは、PagerDutyの自動化機能を利用し、監視運用の内製化を促進します。これにより、人材リソースの最適化と運用コストの削減が可能になります。
2. 障害対応時間の短縮
PagerDutyの迅速なインシデント検知、通知、対応機能により、MTTR(平均復旧時間)が大幅に短縮されます。これにより、システムの稼働率を維持し、ビジネスの信頼性を高めることが可能です。
3. オブザーバビリティ連携
ジールは多くの企業で導入が進むオブザーバビリティ技術について深い知見を持っています。この知見を駆使し、PagerDutyとの連携を通じて、監視運用をさらに高度化します。
PagerDutyとジールの協力
PagerDutyの代表取締役社長、山根伸行氏は、「ジールとパートナーシップを結ぶことができ、大変嬉しく思っています。ジール様はSRE支援やオブザーバビリティの分野において豊富な経験を持っており、エンタープライズ企業に強力な支援を行うことができます。両社の強みを活かすことで、国内企業の監視運用を最適化し、競争力を高めることができると確信しています」とコメントしています。
ジールの取り組み
ジールは、さまざまなデジタルトランスフォーメーションに関する支援を提供しています。特に、クラウドネイティブ化を背景にしたSRE支援事業は、エンタープライズ企業における運用の効率化につながっています。ジールの持つ先端技術と運用設計力を駆使することで、企業の監視運用の工数を大幅に削減することが可能です。
今後も両社は、このパートナーシップをより強化し、効果的なインシデント管理の実現に向けて取り組んでいきます。さらに、PagerDutyの導入支援を含むSREやDevOps支援サービスの詳細については、ジールの公式サイトをご確認ください。
ジール公式サイト
株式会社ジールの概要については以下をご覧ください。
- - 社名:株式会社ジール
- - 設立:2012年
- - 代表者:沼田善之
- - 主要業務:ビジネスソリューションパッケージの開発など
この提携は、日本国内の企業におけるデジタルトランスフォーメーションを大きく後押しするものと期待されています。