服福賞の意義
2025-01-22 10:51:54

「SANYO服福賞」表彰式で伝えるアップサイクルの大切さ

「SANYO服福賞」表彰式で伝えるアップサイクルの大切さ



2024年、三陽商会は「SANYO服福賞」の表彰式をエコギャラリー新宿にて開催しました。このイベントは、小学生が環境保護について考え、服や布に関する優れた取り組みを発表する場です。表彰されたのは、907点の応募作品から選ばれた6名の受賞者たち。彼らは創造力を駆使し、服のアップサイクルに取り組んできました。

「SANYO服福賞」とは?


「SANYO服福賞」は、三陽商会が新宿区立環境学習情報センターの主催する「新宿区『みどりの小道』環境日記コンテスト」に協賛し、2018年度から創設された企業賞です。この賞の趣旨は、地域の子どもたちに対して、服や布を大切にし、無駄にせずに使う心を育むことにあります。受賞者たちは、日記を通じてエコなアイデアやアップサイクルの成果を示しました。今回は特に、大人たちが持つ「捨てる」という考え方を見直し、物を大切にする意義を学び合いました。

表彰式の様子


2024年度の受賞者6名の中から4名が当日参加し、表彰式の後には座談会も開かれました。受賞者たちは、自らの取り組みやリメイクした成果を発表し、参加者たちと共に話し合いました。不用な服をどのように活用したのか、その過程や思いを語り合うことで、子供たちの環境への関心を一層高める機会となりました。

座談会では、リメイクされた作品も登場し、子供たちの創造性が際立ちました。例えば、市谷小学校の西夏凛さんは、ワンピースをうちわカバーに生まれ変わらせたことを語り、その過程で、大切にしている服をどうにかして棄てずに活用したいという思いを形にした経験をシェアしました。アップサイクルとは、単に物を再利用することに留まらず、個々の思いや価値観を反映する行為であることを、彼女の話から伺いました。

受賞者たちの声


受賞者たちは、自らの視点から環境問題やエコ活動について積極的に考え、実践しています。例えば、淀橋第四小学校の佐藤紅さんは、年間を通じて洋服や布製品をリメイクしており、昨年の受賞に引き続き今回も受賞しました。彼女は環境問題への意識も持ち合わせており、小さな取り組みが地球に良い変化をもたらすことを信じています。

また、余丁町小学校のVO KHANH LINHさんは、家族とともに服をリメイクする楽しさを見出し、手縫いで枕カバーを作ったことを披露しました。彼女のような子供たちの成長は、周囲にも良い影響を与え、共に学ぶ大切さを改めて感じさせます。

持続可能な未来を目指して


「SANYO服福賞」の表彰式は、地域の子供たちに向けた重要な教育活動の一環です。このような取り組みを通じて、三陽商会は服や布を通じて持続可能な未来に貢献したいと考えています。そして、次世代を担う子供たちが環境に優しい選択をし、ものを大切にする価値観を持つことが重要です。こうした活動は今後も続けられ、より多くの子供たちに広がっていくことでしょう。

結論


この表彰式は、三陽商会が地域社会において果たす役割を改めて認識させるものです。環境教育やリメイクを通じて、子供たちが環境問題について真剣に向き合う姿勢を育てていくことが期待されています。今後も、こうした活動が広がり、多くの子供たちに影響を与えることを願っています。


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会社情報

会社名
株式会社三陽商会
住所
東京都新宿区四谷本塩町6-14
電話番号
03-3357-4111

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