新宿の新しい魅力『伝統を愉しむ染色体験』
2025年7月9日から、東京・新宿の京王プラザホテルでは、この地域の伝統工芸である「染め物」を体験できる『新宿の伝統を愉しむ染色体験』が定期的に開催されることが決まりました。江戸時代から続く新宿の染色文化を大切にし、地元の職人たちによる指導を通じて、参加者が直接その技術に触れることができる貴重な機会となります。訪れた観光客や宿泊者に、この際にしか得られない体験を提供し、ホテルでの滞在をより特別なものにする試みです。
江戸の伝統が息づく街、新宿
新宿は、江戸時代から伝わる染色技術が根付いており、「染の街」として知られています。この地において、地域の職人たちが紡いできた染色文化を、訪れる人々に体験してもらうことで、新宿ならではの魅力を発信していくつもりです。
催される体験では、「型染め」や「絞り染め」といった伝統的な染色方法を学び、手作りの作品を持ち帰ることが出来ます。特に型染めでは、京王プラザホテルのロゴ入りトートバッグに、新宿の代表的な花であるツツジをデザインできるチャンスがあります。また、絞り染めでは、ハンカチを作成し、滞在の良い思い出となることでしょう。
体験概要
- - 開催日:2025年7月9日(水)、8月8日(金)、9月27日(土)、10月(調整中)
- - 時間:13:00〜17:00(最終受付16:45)
- - 場所:南館3階ロビー
- - 体験料金:
- 型染め(トートバッグ)
- 宿泊者:1,000円
- 一般:2,000円
- 絞り染め(ハンカチ)
- 宿泊者:500円
- 一般:1,000円
- - 特典:プレミアグラン宿泊者は無料で体験可能です。
この体験は、予約不要で参加できるため、宿泊者は気軽に参加することができるのも魅力の一つです。
新宿区染色協議会の役割
体験の指導を担うのは、新宿区染色協議会の職人たちです。この協議会は、江戸小紋や江戸更紗といった伝統的な景観を保持し、洗練された着物を製作する職人からなっています。各メンバーは技術の継承を目指し、地域の人々と連携して新商品の開発などを行っています。彼らの技術を身近で学ぶことができるのは、参加者にとって貴重な経験となるでしょう。
地場産業の魅力を体験
新宿区染色協議会と連携して、新宿発のブランド「Azalée(アザリー)」による地域の特産品の販売も併せて行います。これらの製品は、新宿区の区花「ツツジ」や伝統的な小紋柄をモチーフにした美しいアイテムです。宿泊の際には、ぜひこの機会に立ち寄ってみてください。すべての商品が地域の魅力を詰め込んでおり、心に残るお土産となるでしょう。さらに、約15点の色鮮やかな晴着が展示され、まるで新宿の伝統を肌で感じるような体験ができる場所となっています。
結びに
この打算的かつ知的な体験を通じて、訪問者たちが新宿の色豊かな文化を体験し、思い出を作ることができることを願っています。新宿の染色文化は、訪れる人々に鮮やかな感情をもたらし、また新たな交流の場となることでしょう。当ホテルは、これからも地域の伝統を大切にするイベントを企画し続けますので、ぜひご期待ください。