富岳で未来を探る
2021-08-25 17:22:35

理研主催のオンラインイベント「富岳 BEGINS」で未来社会を探る討論会

スーパーコンピュータ「富岳」が拓く未来への道



2021年9月17日、兵庫県神戸市にある理化学研究所計算科学研究センターが主催するオンラインイベント「富岳 BEGINS ~活躍の場を無数に広げて~」が開催されます。このイベントでは、先端技術を駆使して未来社会を目指すビジネスパーソンや研究者が一堂に会し、スーパーコンピュータ「富岳」の利用者の経験談や、今後の展望を語り合うことが目的です。

「富岳」の役割とは?



「富岳」は、2014年からの開発の成果として、昨年3月に共用を開始し、数々の性能ランキングで世界トップを誇っています。特にSDGsの達成やSociety 5.0の実現に向けた基盤技術として、その存在意義が注目されています。これによりさまざまな分野での成果創出が期待され、都市インフラや次世代創薬などのテーマでの利用が考えられています。

イベントの構成



イベントは、午後1時からの開会挨拶に始まり、続いて文部科学省の挨拶が行われます。その後、3つのパネルディスカッションが予定されており、各分野の専門家が「富岳」を活用した新たな可能性について議論します。

  • - パネルディスカッション01: スマートシティやカーボンニュートラルに向けた「まちづくり」についての討論。
  • - 基調講演: 情報通信研究機構の理事長による講演。
  • - パネルディスカッション02: バイオ、農業、資源循環分野で「富岳」がもたらす食の革命の可能性に関する討論。
  • - パネルディスカッション03: 次世代創薬の加速について扱います。各パネリストが自身の専門分野から、富岳の利用によるイノベーションのアイデアを提供します。

そして、イベントの締めくくりとして、サーキュラー・エコノミー実現に向けた「富岳」とSDGsの関連性についてのまとめが行われます。

参加方法と無料登録



参加費は無料ですが、事前の登録が必要です。参加希望者は特設サイトにアクセスし、申し込むことが求められます。オンライン形式のため、遠隔地からでも気軽に参加することが可能です。

メディアも注目



5時50分以降には、イベント後のオンラインQAセッションも予定されており、取材や質問ができる時間が設けられています。メディア関係者にとって、スーパーコンピュータ「富岳」の実態を掴む絶好の機会とも言えるでしょう。

未来への期待



「富岳 BEGINS」は、最新技術の研究や実用化に携わる人々が集う貴重な場です。未来に向けた新たな社会の形や経済の在り方を見据え、意義ある議論が期待されています。このイベントを通じて、参加者一人一人が「富岳」の持つ可能性を再認識し、未来社会の構築へとつなげていくことを願っています。

会社情報

会社名
国立研究開発法人理化学研究所 計算科学研究センター
住所
兵庫県神戸市中央区港島南町7-1-26
電話番号
078-940-5555

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