復刻した木と虎竹のハンドバッグ
虎斑竹専門店「竹虎」は、明治27年(1894年)から続く竹製品製造卸業で、高知県須崎市に本社を置いています。最近、同社は長らく製作が休止されていた人気商品「木と虎竹のハンドバッグ」を、十数年ぶりに数量限定で復刻し、販売を開始しました。かつて、このハンドバッグは発売と同時に完売するほどの人気を誇っており、多くの顧客からの再販リクエストを受けての取り組みです。
特徴的なデザイン
このハンドバッグは、木の力強さと虎斑竹の美しさが見事に融合されたデザインが特徴です。両面に虎竹をあしらったモデルと、片面に虎竹を施したモデルが用意されています。そして本体には、しっかりと乾燥させた厚さ6ミリの柾目板が使用されています。この木材は乾燥や加工が難しく、職人の高い技術が求められます。
希少な虎斑竹は、高知県須崎市の特産品であり、象嵌技法で埋め込まれて美しい幾何学模様を描き出しています。このように、自然素材の調和を追求した唯一無二のデザインが実現しました。
高品質な持ち手と細部へのこだわり
持ち手には、質の高い革素材が使用され、両面とも表革仕上げとなっています。手にしっくりと馴染むように仕立てられ、使い込むごとに風合いや色艶が増していきます。また、特注された組ねじの金具は着物や洋服に触れても擦れにくく設計されています。更に、荷物の飛び出しを防ぎ、中身が見えにくくするための革のかぶせも施されています。
自分だけのバッグに育てる楽しさ
木、虎竹、革という三つの天然素材は、時間の経過と共にそれぞれの表情を変え、色味や味わいを増していきます。この特徴は、使用者が自分だけのバッグへと育てていく楽しみも提供します。単なるファッションアイテムではなく、自然素材への敬意を表し、日本の職人技が生み出した特別な存在です。
数量限定での発売となるため、関心のある方は早めの検討をお勧めします。この機会にぜひ、虎竹専門店の「竹虎」の公式ウェブサイトを訪れてみてください。
発売開始日と価格
この「木と虎竹のハンドバッグ」は、2025年11月28日から販売を開始します。両面タイプは42,900円(税込)、片面タイプは39,820円(税込)での販売予定です。
詳細やご購入は、
竹虎の公式サイトからどうぞ。
会社情報
竹虎株式会社山岸竹材店は、高知県須崎市安和913-1に本社および本店を構えています。様々な竹製品や竹細工を手掛けており、地域に根ざした文化づくりに貢献しています。創業以来、百年以上にわたり、技術と文化に挑戦しながら進化しています。興味がある方は、ぜひ同社にお問い合わせください。