アジケが金融業界に提供する新サービス
株式会社アジケが、金融業界向けに『デザインシステムあんしん運用サポート(マネージドサービス)』を開始しました。この新サービスは、専門チームがデザインシステムの運用を支援するものであり、UI/UXデザインやサービスデザインを行うアジケならではの豊富な経験が生かされています。
サービスの特徴と利点
このサービスでは、デザインシステムのルール、コンポーネント、ドキュメントの更新はもちろん、運用基盤の維持や日常のメンテナンス、さらには日本語によるサポートも含まれており、包括的な支援を実施しています。AIを活用した差分自動判別機能や定期的な反映機能を導入することで、複雑な更新作業や環境管理の負担を大幅に軽減し、開発チームは本来の創造的価値を生み出す業務に集中することができるようになります。
背景と課題
多くのプロダクトでは、一度整備したデザインシステムが組織や機能の拡張に追いつかず、ルールやドキュメントが分散してしまう事例が多く見られます。その結果、レビュー時に重複作業や修正が生じ、スピードと品質を両立させることが難しくなります。また、最近の厳しいセキュリティやアクセシビリティの要件を考慮すると、デザインシステムの運用を確実に行う体制の整備が急務となっています。
プロならではのサポート
『デザインシステムあんしん運用サポート』は、特にデザインデータと実際のコード間に不整合が生じている問題や、ライブラリ環境の管理コストの増加、セキュリティへの不安といった悩みを解消するために設計されています。
サービスの具体的な機能
1.
AIによる自動反映: FigmaとStorybook間の情報を自動で確認し、更新漏れやタイムラグを排除します。この機能により、一貫性を保ち続けることができます。
2.
環境の提供と運用: サーバーの管理や更新作業を自動化し、運用の手間を最小限にとどめます。
3.
高度なセキュリティ機能: WAF(Web Application Firewall)やDDoS攻撃対策、アクセスログの管理を行い、安全性を高めています。
4.
国内スタッフによるサポート: 日本語で迅速に対応できる専門スタッフが常駐しており、技術的な課題にもスムーズに対応します。
プランの選択肢
アジケでは、3つのプラン(ミニ、スタンダード、環境レンタル)を用意しており、特に「環境レンタルプラン」は社内のセキュリティ対策やアカウント発行に時間がかかる企業にも利便性が高くなっています。
実際の導入効果としては、ある地方銀行での事例が挙げられます。アジケのデザインシステムを導入した結果、1画面のデザインにかかる時間が約4〜8時間から1〜2時間に短縮され、驚異的な工数削減を実現しました。
さらに、アジケではUI/UXデザインにおいて多くの金融機関や通信業界のお客様と協力し、様々な成功事例を生み出しています。
会社情報
アジケは「人にとって豊かな体験をデザインする」というミッションのもと、多様なプロジェクトに取り組んでいます。東京都目黒区に本社を構え、2007年に設立されました。
私たちは、顧客の課題を解決し、よりスマートで高品質なユーザー体験を実現するために、今後も進化を続けていきたいと考えています。詳細については、株式会社アジケの公式ウェブサイトをご覧ください。