インフォテックが新たな電子契約機能を発表
インフォテック株式会社が、自社開発のワークフローシステム「Create!Webフロー」と弁護士ドットコム株式会社の電子契約サービス「クラウドサイン®」との連携を開始しました。この連携により、業務プロセスの効率化が期待されており、企業の契約業務に革命をもたらすことになるでしょう。
新連携機能の詳細
新たに実装された機能は、契約書の管理をよりスムーズにするものです。具体的には、「Create!Webフロー」内で承認を得た契約書と取引先情報が、クラウドサインに自動的に送信されます。このプロセスにより、契約書は迅速に確認され、取引先へ確認依頼のメールが自動で送信されます。
契約先が確認し、同意が得られると、契約締結が完了し、署名済みの契約書はクラウドサインに安全に保管されます。この一連の流れによって、社内承認から契約締結に至るまでの手続きが一貫してシームレスに行えるようになります。
さらに、「Create!Webフロー」ではクラウドサインと連携した契約書の状態をリアルタイムで確認することができ、契約締結後もいつでも契約書の閲覧やダウンロードが可能です。これにより、業務の効率化が一段と進むことが期待されています。
料金プラン
新たな「Create!Webフロー クラウドサイン連携オプション」は次の料金プランで提供されています。月額料金は30,000円で、年額まとめて利用することで360,000円になります。この料金プランにより、企業はコスト対効果を考えつつ新しい機能を導入できます。
製品の背景
「Create!Webフロー」は、2004年に発売されて以来、ペーパーレス化や業務の効率化、内部統制に悩む多くの企業によって利用され、20周年を迎えることとなりました。最近では、デジタルシフトを推進する企業が増え、紙の申請書や稟議書を電子化し、Webで承認を完結するニーズが高まっています。
導入企業からは「自宅や外出先からも利用できるため、わざわざ出社して書類を処理する必要がなくなった」といった声が寄せられています。その結果、自動化により業務の効率が向上し、作業時間の大幅な短縮が実現したというフィードバックも得ています。
クラウドサイン®の役割
一方、クラウドサインは契約の締結から管理までをデジタルで完結させる契約マネジメントプラットフォームとして広く認知されています。電子署名法に準拠した安全な電子署名とタイムスタンプを用いることで、円滑で安全な契約プロセスを実現。2023年には汎用型電子契約サービスでの『マイナンバーカード署名』機能を日本初としてリリースし、AI技術も活用した契約管理機能を導入し、業務効率を一層高めています。
まとめ
今回の連携は、契約業務のデジタル化の流れをさらに加速させるものです。効率的な契約手続きが求められる現代において、インフォテックのワークフローシステムとクラウドサインの連携は、企業の業務改革に貢献することでしょう。今後の展開に注目です。