アバター警備ロボット
2025-04-09 15:25:40

大阪阪急うめだ本店にアバター警備ロボット「ugo」導入!未来の警備がここに

大阪阪急うめだ本店に新たなアバター警備ロボットが登場



大阪市北区に位置する百貨店「阪急うめだ本店」が、アバター警備ロボット「ugo(ユーゴー)® TSシリーズ」を新たに導入しました。このロボットは、警備業界で急増する人手不足の解決策とし、店舗内の安全性を格段に向上させることを目的としています。

導入の背景



現今の警備業界では、慢性的な人手不足が問題となっています。厚生労働省のデータによると、保安業の有効求人倍率は驚異の7.41倍に達しており、全体平均の1.25倍をはるかに上回っています。業界全体の課題を解決するため、阪急阪神百貨店は2022年から「ugo」の導入を開始し、その効果や実運用での課題を見極めてきました。

「ugo」の導入当初は、利用者にロボット警備の意義を周知させたり、従業員との連携についての課題が存在したものの、時間が経つにつれてロボット警備が日常の一部となりました。従業員や来店者の理解も深まり、運用もスムーズに進んでいます。こうした成功体験を受けて、阪急うめだ本店では「ugo」の活用範囲を広げて、店舗内の巡回警備を本格的に導入することが決定されました。

「ugo」の革新的な機能とは?



「ugo」は、単なるアバター型ロボットと自動化ロボットの長所を組み合わせた、次世代型のハイブリッドアバター警備ロボットです。特に注目すべきは、新機能の「立哨モード」です。この機能では、ロボットが自ら周囲の警戒を行いながら旋回することで、警備の様子を視覚的に表示します。人通りの多いエスカレーター付近や出入口に設置され、リアルタイムで周囲を監視します。

また、店舗内を定期的に巡回する機能も備えており、不審な行動の早期発見や、来店客に安心感を提供することができます。これにより、お買い物の安全性が向上し、より快適なショッピング環境が実現されます。

今後の展望



大成株式会社は、今後もロボット技術を駆使して警備の効率化や高度化を推進し、「人とロボットが共存する新たな警備体制」の確立を目指しています。「ugo」が導入されることで、警備業界の人手不足解消に寄与し、効率的で安全な警備が実現されることが期待されています。

アバター警備ロボット「ugo」について



「ugo」は2本のアームを備え、高さ調整が可能な次世代型ロボットです。これにより、エレベーターのボタンを操作するなど、遠隔で多様な業務を行うことができます。自律走行機能も搭載しており、これを用いることで自動巡回も可能です。これらの技術により、警備業務の基本的な作業をロボットが行い、人不足の解消を促進します。

施設概要



「阪急うめだ本店」
  • - 所在地: 大阪府大阪市北区角田町8番7号
  • - 開業年: 1929年
  • - 運営会社: 株式会社阪急阪神百貨店

「大成株式会社」
  • - 所在地: 名古屋市中区栄3-31-12
  • - 設立年: 1959年
  • - 業務内容: ビルメンテナンス、警備業など

このように、「阪急うめだ本店」でのアバター警備ロボットの導入は、未来の警備の在り方を一新し、安心できる商業空間を提供する一助となっています。


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会社情報

会社名
大成株式会社
住所
名古屋市中区栄3丁目31-12大成ビル
電話番号
052-251-6611

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