法人向け生成AIセキュリティを強化した新ソリューション「クローズドAIボード」が登場

法人向け新生成AIソリューション「クローズドAIボード」の誕生

クラウド環境やサテライト環境に特化したインターネットシステムソリューションを提供する株式会社サテライトオフィス（以下、サテライトオフィス）は、オンプレミスや自社クラウド環境に最適な新たな法人向け生成AIセキュリティ強化版「クローズドAIボード」を発表しました。この新ソリューションは特にビジネス利用を意識した設計となっており、データとプログラムをお客様の安全な環境内で完結させることができます。

新しい時代のセキュリティ強化

これまでサテライトオフィスは、SaaS型の「サテライトAI/AIボード」を提供してきましたが、今回の「クローズドAIボード」は、より高いセキュリティを求める法人のお客様のニーズに応える形で展開されます。特に、Microsoft Azure、AWS、GCP（Google Cloud Platform）等のパブリッククラウド環境でも使用可能となり、多様なプラットフォームでの導入が容易です。

主な特長

- さまざまなプラットフォームでの対応: オンプレミスだけでなく、主要クラウドサービス上でも稼働することができ、ユーザーの自由度を高めています。これにより、各企業の既存のITインフラに合わせた導入が可能です。
- 厳格なセキュリティ対策: すべてのデータは、クローズドな環境内でしか処理されず、接続されるLLM（大規模言語モデル）も完全に内部管理されています。これまでのセキュリティの概念を一新する内容です。
- 柔軟なプログラム拡張性: クローズドAIボードは、お客様の環境に合わせてプログラムをカスタマイズすることができ、特定のニーズに応じた対応が可能です。

このような機能により、企業の個別の要求に応じた柔軟な対応が期待されます。

利用料金と導入支援

「クローズドAIボード」の基本利用料金は月額500円（税別）からスタートし、10名以上での導入が条件となります。また、導入支援パックの料金は200,000円（税別）からで、インフラに関連する費用は別途必要です。この導入支援パックには、OSやミドルウェアの構築、プログラムのインストールが含まれています。

強化されたセキュリティ機能

「クローズドAIボード」は、社内での安全なAI利用を実現するために、以下の特長を持っています:

- ChatGPTや他のAIモデルに対する質問内容を学習させない設計
- 利用者限定の社内アクセス管理
- 禁止キーワードの設定が可能（正規表現による指定）
- 個人情報のマスキング
- 不適切な発言の排除
- IP制限やシングルサインオンによる安全なログインプロセス

追加機能の展開

この新しいソリューションには、さまざまなLLMを選択できるオプションや、音声入力からの質問、データを表形式やマークダウン形式での出力が可能です。また、AIに関連する質問や回答をログとして保存できるため、業務における活用の幅が広がります。

まとめ

株式会社サテライトオフィスが提供する「クローズドAIボード」は、法人向けの生成AIソリューションとして、セキュリティを重視する企業にとって、今後のビジネス支援において重要な役割を果たすことが期待されます。詳細については、公式ウェブサイトにある情報もぜひチェックしてください。

サテライトオフィス公式サイト