新たなステージへ進化したDJI自律型ドックの可能性

DJI Dock 3がもたらす革新

株式会社システムファイブ（東京都千代田区）が、DJIの自律型ドックソリューションの新製品「DJI Dock 3」の取り扱いを開始します。この製品は、2025年2月27日に発表されたもので、産業用ドローンに特化した仕様が特徴です。これまでのドロンを利用したサービスを一歩進化させるユーザーの期待が高まります。

24時間稼働とどこでも操縦

「DJI Dock 3」は、車に積むことができる軽量でコンパクトなデザインです。これにより、様々な環境でのリモート操作が可能となり、公共安全や緊急対応、インフラ点検などのニーズへの対応が期待されます。特に新型ドローン「DJI Matrice 4D」と「DJI Matrice 4TD」との組み合わせにより、前モデルの「DJI Dock 2」よりも飛行性能や防護性能が大幅に向上しました。

あらゆる環境での対応力

特筆すべきは、過酷な条件下でも安定して運用できる点です。DJI Dock 3は、温度が約50℃から-30℃まで対応可能で、極限環境下でも充電や操作がスムーズに行えます。また、IP56等級の防塵・防水機能を持ち合わせており、悪天候や劣悪な条件から内部システムを守ります。

柔軟な設置と長距離操作

このドックは、緊急時の迅速な操作や長距離フライトに対応した設計がなされています。具体的には、東京のオフィスから京都のDJI Dock 3を操作して、ドローンを飛ばすことが可能です。さらに、1台の車両に2つのドックを同時に配置することで、デュアルドローンローテーションが実現され、一層の効率化が図れます。

高性能な新型ドローン

新型ドローン「DJI Matrice 4D」と「DJI Matrice 4TD」は、どちらもIP55規格を満たし、最大飛行時間は前進時約54分、ホバリング時約47分です。広角や中望遠、望遠カメラ、レーザー距離計を完備しており、特に夜間撮影モードでは驚異的な映像が得られます。送信機である「DJI RC Plus 2」を使えば、ドローンが自律飛行し、運用範囲を広げることができます。

インテリジェントな操作が実現

「DJI FlightHub 2」により、リモートでの操作がさらに強化されます。ドローンは飛行ルートに従って自動で周囲を観察し、異常な温度を検知する機能も搭載しています。障害物を安全に避けるために、LiDARやミリ波レーダー技術が応用されています。

新たなアイデアが生まれる場所

さらに、DJIの新型スポットライト「DJI AL1」は最大100ｍ先を照らし出し、音声スピーカー「DJI AS1」は300ｍの距離において最大114dBの音声を出力することが可能です。これらの機能によって、新しいアイデアや利便性が広がっていくことでしょう。

システムファイブの信頼性

株式会社システムファイブは、1989年に名古屋で設立された映像システムインテグレーターであり、DJIの正規代理店として様々なドローンソリューションを提供しています。毎年、多数の産業機の販売実績を誇り、今後も「DJI Dock 3」の導入に関する相談に対応します。お問い合わせや製品詳細については、ぜひ当社のウェブサイトをご利用ください。

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