薬局での健康サポートを強化するeラーニング研修が開始

一般社団法人スマートヘルスケア協会（以下、SHCA）は、地域の健康増進に向けた取り組みとして、以前より実施してきた「健康寿命延伸のための自己チェックサービス提供施設管理者研修」をeラーニング形式に刷新しました。これにより、薬局などで未病や予防に関するサービスを提供するための研修が、コロナ禍でも簡単に受講可能になります。

eラーニング研修の背景

これまで、管理者研修は対面形式で行われていましたが、新型コロナウイルスの影響を受け、集合研修の開催が難しくなりました。このような状況を踏まえ、SHCAは受講者の健康と安全を守るために、オンラインでの学習環境を提供することを選びました。受講者は自宅や職場から手軽に研修を受け、知識を身につけることができます。

新ロゴ「けんスポ」の意味

さらに、SHCAは研修プログラムの一環として、薬局等が「健康応援スポット」として認証を受ける際に使用するロゴを一新しました。新しいロゴ「けんスポ」は、4文字でわかりやすく表現されており、来店者が気軽に訪れることができる印象を与えます。デザインには「自分の健康をチェックできる場所」であることを示すために、「！マーク」と「虫眼鏡」を取り入れています。

認証制度とその意義

「健康応援スポット」とは、地域住民の健康をサポートするために、セルフチェック機器を備え、知識を持つ施設を認証する制度です。認証を受けるためには、eラーニング形式の管理者研修を修了した管理者を必要とし、この制度を通じて薬局が健康サポートサービスを強化することが求められています。これにより、処方箋に頼らない健康支援を行い、薬局という場所の新たな価値を創出することを目指しています。