パソナグループ、南青山の新たな挑戦
株式会社パソナグループは、2025年9月29日、日本を代表する都市の中心、南青山に位置する「PASONA SQUARE」において、国際的な健康とウェルビーイングを重視した認証制度である「WELL Building Standard™ v2」より、最高レベルの「プラチナ」認証を取得しました。この成果は、パソナグループが掲げる「社会の問題点を解決する」という理念に基づいたものであり、従業員の健康を重視した職場環境の整備が評価されました。
WELL認証とは何か?
WELL認証は、米国のInternational WELL Building Institute(IWBI)によって運営されている国際的な認証制度であり、健康やウェルビーイングを促進するために設計された建物や環境の性能を評価します。このプログラムは、人々の健康を支える10のコンセプトを基にしており、これには、空気、水、光、食物、運動、音、温熱快適性などが含まれています。評価基準に応じて、プラチナ、ゴールド、シルバー、ブロンズの4つの認証レベルが設けられています。
プラチナ認証の意義
特に、「PASONA SQUARE」は、健康経営の観点から特筆すべき評価を受けました。なかでも、評価項目の一つである「こころ(Mind)」においては、バイオフィリア理論を基にした「COMORE BIZ(コモレビズ)」の導入や、メンタルヘルス研修が高く評価されました。「Kira+sup(キラサポ)」などの女性向け健康サポートプログラムの実施も重要な要素となっています。
このプログラムは、従業員が心身共に健康であることを損なう要因を軽減することを目的としています。また、企業内保育所「パソナ ファミリー保育園」の併設は、社員のワークライフバランスを考慮した結果、コミュニティの強化にもつながっています。
健康的な職場環境の促進
パソナグループの取り組みは、企業が果たすべき社会的責任と地域への貢献の関係性を示しています。具体的には、社員が日常的に利用できるジムスペースなどの設備が整っており、運動面でも手厚いサポートがなされています。このように、パソナグループは従業員がイキイキと活躍できるような環境を整え、社員一人ひとりが最良のパフォーマンスを発揮できるよう努めています。
未来へのビジョン
パソナグループは、設立50周年を迎えた現在、新たな「Well-being産業」の創造を目指しています。OHS環境の構築や、コミュニティへの貢献を通じて、すべての人々にとって健康で活力ある社会を実現することを目指しています。そのビジョンは、「NATUREVERSE」という概念に凝縮されており、自然環境との融合を通じて、健康的で持続可能な社会を築くことを目指しています。
結論
「PASONA SQUARE」のWELL認証プラチナ取得は、パソナグループが健康経営を重視する姿勢の表れです。この取り組みは、企業だけでなく社会全体にとってもプラスの影響をもたらすことが期待されています。今後もパソナグループは、健康的な職場環境の促進を通じて、社会に新たな価値を提供していくことでしょう。