今治市の新拠点
2024-12-05 08:21:15

今治市に新たなものづくり拠点「X-tech Lab Imabari」が誕生

今治市に新たなものづくり拠点「X-tech Lab Imabari」が誕生



2024年11月18日、今治市に最先端のものづくり拠点「X-tech Lab Imabari」がオープンしました。この施設には、株式会社ExtraBoldが開発した協働ロボット型3Dプリンター「REX-BUTLER」が導入され、地域の産業やクリエイターが新しい技術を駆使して革新的なものづくりに挑戦できる場となっています。

今治市と地域産業の課題



今治市はタオル製造や造船業などで知られる地場産業が盛んな地域ですが、その一方で熟練技能者の高齢化や人材不足、持続可能性の問題などの課題も抱えています。このような状況において、「X-tech Lab Imabari」は地域産業の課題を解決し、次世代に技術を受け継ぐための重要な役割を果たします。本施設は、株式会社SUNABACOの企画のもとに運営され、最新の製造技術やデジタルツールが導入されています。

REX-BUTLERの特徴と利点



「REX-BUTLER」は、熱可塑性樹脂ペレットやリサイクル材などのサステナブルな材料を活用した造形ができる大型の3Dプリンターです。そのユニークな設計により、一般工業部品や家具、大型の船型モデルなど、さまざまな製品を製造可能です。また、限られたスペースでも設置できるコンパクトな設計と高い柔軟性を持ち、小規模な事業者やクリエイターにも適しています。この技術によって、廃プラスチックやバイオマス素材を利用し、地域全体の廃棄物削減およびCO2の低減も目指しています。

セレモニーの様子



オープニングセレモニーでは、3Dプリントされたボールチェアが使用され、参加者からは新たなものづくりの可能性について高い期待が寄せられました。今後は地域産業の持続可能な発展に向けて技術サポートや実証実験を通じたイノベーションの創出が行われる予定です。

今後の展望



株式会社ExtraBoldは今後も「X-tech Lab Imabari」と連携し、地域の活性化と次世代の人材育成を目指して、3Dプリンターを利用した循環型ものづくりを推進する方針です。また、今治市での取り組みをモデルケースとし、他地域への展開を検討しています。これにより、日本全体のものづくり産業に新しい価値が提供されることが期待されています。

企業情報



株式会社ExtraBoldは東京都豊島区に本社を置き、2017年に設立されました。同社は、3D付加製造機や3Dプリントヘッドの研究開発、製造および販売を行っており、環境に優しい製品開発を通じて社会に貢献することを目指しています。詳しくは公式サイトをご覧ください。


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会社情報

会社名
株式会社EXTRABOLD
住所
東京都豊島区北大塚2-33-20
電話番号
070-4574-6551

関連リンク

サードペディア百科事典: 愛媛県 今治市 ExtraBold REX-BUTLER X-tech Lab

Wiki3: 愛媛県 今治市 ExtraBold REX-BUTLER X-tech Lab

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