医療従事者のための動物介在療法シンポジウム実施のお知らせ
公益財団法人日本盲導犬協会と社会福祉法人日本介助犬協会、そして特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズが共同で、医療現場での動物介在療法に関するシンポジウムを開催することが決定しました。このシンポジウムは、医療の現場で働く専門職の方々が参加し、動物介在療法の実施に関する知見や経験を共有する貴重な機会です。
シンポジウムの概要
開催日時は2026年1月18日(日)13:30から17:30までで、国立成育医療研究センターで行われます。オンライン参加も可能なハイブリッド形式での開催です。参加対象は医療従事者及び病院関係者で、参加費は3,000円です。また、申し込みは2025年10月24日から2025年12月21日まで受け付けています。
このシンポジウムは、動物介在療法に興味がある医療従事者にとって、非常に有意義なイベントとなることでしょう。病院で実践されている動物介在療法の成功事例を通じて、安全で持続可能な運用体制に関する最良の知識を深めていきます。
プログラムの詳細
シンポジウムは大きく三部構成となっています。
第1部:基調講演・概論(13:30〜14:45)
- - 開会挨拶にはキンバリ・フォーサイス(シャイン・オン・キッズ 理事長)と五十嵐 隆(国立成育医療研究センター 理事長)が登壇。
- - 基調講演には、山本 真理子(帝京科学大学 准教授)と高柳 友子(日本介助犬協会 理事長)などが参加し、貴重な知見を共有します。
- - 実践報告として、坂東 由紀(北里大学 名誉教授)や森田 優子(シャイン・オン・キッズ ハンドラーリーダー)が自らの経験を報告。
第2部:パネルディスカッション(15:00〜16:10)
「医療従事者が主導する持続可能な動物介在療法導入」をテーマに、専門家による活発な議論が行われます。座長には西村 亮平(東京大学 名誉教授)と高柳 友子(日本介助犬協会 理事長)が就任。
第3部:質疑応答・まとめ(16:10〜16:40)
参加者からの質問に対してパネリストが回答し、最後に振り返りとして登壇者が一言を述べて締めくくります。
最後には懇親会が行われ、当日参加する犬たちとのふれあいの場も予定されています。犬たちの参加はその日の体調によって決定します。
参加申し込みについて
参加申し込みは、
こちらからご確認いただけます。動物介在療法に興味がある方はぜひご参加ください。
参加後の期待
シンポジウムを通じて、動物介在療法の知識や実践方法を学び、医療界における新たなスタンダードを築くための議論を深めることを目的としています。患者さんと動物の両者にとってより良い環境作りに向けて、あなたの参加をお待ちしております。
主催・後援
このシンポジウムは、公益財団法人日本盲導犬協会、社会福祉法人日本介助犬協会、認定特定非営利活動法人シャイン・オン・キッズの共催により実施されます。また、一般社団法人日本小児総合医療施設協議会の協力を得て行われます。
動物介在療法の未来を一緒に考えていくこの機会を、ぜひ大切にしてください。