京都すばる高等学校と鶴屋吉信の共同開発商品
京都府立京都すばる高等学校の学生たちと和菓子の名店、鶴屋吉信が手を組み、ユニークな和菓子「つばらつばら ほうじ茶」を共同で開発しました。この商品は学生たちの創造力を生かした、若い世代に訴求する新しい風味の和菓子で、販売学習イベント「京都すばるデパート」での販売が予定されています。
共同プロジェクトの展望
本プロジェクトは、京都すばる高等学校の企画科3年生のPゼミが主導し、和菓子の製造・販売を行う鶴屋吉信がその企画・製造に協力を行いました。学生たちは、普段和菓子に触れる機会の少ないSNSを利用する若年層をターゲットに、様々なアイデアを提案。最終的には、試作を重ねて「ほうじ茶あん」として形になりました。
発売の背景
販売学習「京都すばるデパート」は、毎年行われるイベントで、学生たちが主体となり商品の企画から販売を行います。食品から雑貨まで多岐にわたるアイテムが並ぶ中、鶴屋吉信とのコラボレーション商品が特に注目されています。学生たちが考案した「つばらつばら ほうじ茶」は、和菓子をもっと身近に感じて欲しいという思いが込められています。
商品の特徴
「つばらつばら」とは、独特のもちもちとした食感の焼皮に、まろやかな小倉あんが特徴の焼き菓子です。この度新たに加わった「ほうじ茶あん」は、炊き上げた白あんに京都府産のほうじ茶を混ぜた風味の新しい和菓子です。試作段階では何度も調整がされ、ほうじ茶の風味を最大限に引き出すバランスが追求されました。若い世代に親しまれるよう、工夫がこらされた一品です。
パッケージデザイン
商品のパッケージは、学生たちのアイデアをもとにしゃれたイラストが施されています。ほうじ茶の色を基にした可愛らしいデザインは、目を引くこと間違いなしです。
販売日時と場所
この特別な和菓子は、鶴屋吉信の公式オンラインショップで11月2日より予約受け付けが開始され、11月16日からは京都すばるでの「京都すばるデパート」と、鶴屋吉信本店でも販売される予定です。各店舗ごとで取り扱い商品は異なるため、訪問前に確認が必要です。
まとめ
新たな風味が詰まった「つばらつばら ほうじ茶」は、ただの和菓子ではなく、学生たちの情熱とアイデアがつまった一品です。期間限定での販売となるため、これを機に手に取って、若者と和菓子の新たな出会いを体験してみるのはいかがでしょうか。多くの人に愛される和菓子として育っていくことが期待されます。