国際シンポジウム開催のお知らせ
2025年11月13日(木)から14日(金)にかけて、東京大学のENEOSホールにて、細胞性食品、特に培養肉に焦点を当てた国際シンポジウムが開催されます。主催は東京大学先端科学技術研究センターや一般社団法人細胞農業研究機構(JACA)などです。本イベントは、形式もハイブリッドで、現地参加とオンラインでの参加が可能です。
シンポジウム開催の背景
本シンポジウムは、消費者庁による「細胞性食品」に関するガイドラインが審査されている重要なタイミングに行われます。このガイドラインの議論は、日本が世界に誇る食の技術と文化を国際的に広める上で必須であり、消費者の安全・安心を保つ体制づくりにも寄与します。イベントでは、各国の最新規制や開発の動向が共有され、企業にとっても非常に重要な知見が得られることでしょう。
プログラム概要
Day 1: 規制・安全性セッション
初日は、細胞性食品に関する国内外のガイドラインや安全性の課題について議論されます。主な登壇者には、消費者庁や国立医薬品食品衛生研究所の専門家が含まれており、参加者は最新の情報を直接聞ける貴重な機会です。
- - 杉山真麻子氏 (消費者庁)
- - 北嶋聡博士 (国立医薬品食品衛生研究所)
- - 五十君靜信博士 (東京農業大学)
他にも、シンガポールの機関やアメリカ、オランダ、オーストラリアの専門家が登場し、国際的な視点からのセッションが行われます。
Day 2: 開発・消費者配慮セッション
2日目には、開発者や消費者団体、学界の専門家が集まり、細胞性食品に関する対話が進められます。
特に、代替たんぱく質に関する国際NPOや大学の専門家が、消費者にとって何が重要なのかについて掘り下げていきます。
- - David Block博士 (カリフォルニア大学 iCAMP)
- - 唐木英明博士 (東京大学)
- - 中野栄子氏 (ジャーナリスト)
また、グローバルな企業も多数出展し、各国の冷静な視点での議論が期待されます。
開催概要
- - タイトル: 培養細胞の食品利用にかかる国際会議~Food-Bio-READY社会に向けて~
- - 会期: 2025年11月13日(木)~14日(金)
- - 会場: ENEOSホール(東京都目黒区駒場4-6-1)
- - 形式: ハイブリッド開催(現地・オンライン併用)
- - 参加費: 10,000円(会員割引あり)、ネットワーキングレセプション5,000円
- - 使用言語: 日英同時通訳
公式サイトや申し込みページもご用意しており、詳細はそちらから確認ください。興味のある企業や研究機関は、この貴重な機会にぜひご参加ください!
お問い合わせ
展示ブース出展や取材などに関しては、株式会社MAコンベンションコンサルティングへお問い合わせください。E-mail: jaca_2025[アット]macc.jp