三菱地所設計が提案するまちづくりの未来
2025年3月27日(木)、株式会社日本計画研究所(JPI)は、株式会社三菱地所設計のBIM推進室長である山田渉氏を招き、セミナー「まちづくりBIM戦略と今後の展開」を開催します。このセミナーでは、まちづくりにおけるBIM(Building Information Modeling)の重要性と、デジタルツインの可能性について深く掘り下げていきます。
セミナー概要
セミナーの中で山田氏は、三菱地所設計が歴史的にどのようにまちづくりに取り組んできたのかを振り返り、過去から未来へと続く情報の伝承がいかに重要かを語ります。明治時代に始まった三菱地所設計のまちづくりの歩みは、120年以上の歴史があります。平面から立体的なまちづくりへと変わっていく中で、時代のニーズに応じた都市機能の進化も必然でした。
BIMの重要性と課題
BIMは、設計・建設・運用において多様な情報を一元管理する手法としてますます注目されています。山田氏によれば、BIM推進には教育、ツール開発、運用という三つの柱があり、これにより業界のデジタル化が加速することが期待されています。しかし、その過程には多くの課題も存在します。特に、長年にわたる手書き文化や協力者依存のビジネスモデルが根強く残っており、これらをどのように乗り越えていくかが焦点となります。
ゲームチェンジャーとしてのBIM
山田氏は、BIMが単なる設計手法にとどまらず、まちづくり全体の「ゲームチェンジャー」となる潜在力を秘めていると強調しています。外的要因と内的要因を理解し、それに基づいた追加の施策を講じることで、新たな価値を創出できると述べます。また、デジタルツインの導入により、過去から未来にわたる建物のデジタル化を進め、さらなる情報の活用が可能になります。
参加者同士のネットワーキング
このセミナーは、単なる講義形式ではなく、参加者同士の名刺交換や交流会も含まれています。新たなビジネスの機会を探す場として多くの企業や個人に注目されています。この貴重な機会を通じて、人脈を広げたり、新しいプロジェクトを創出したりすることが期待されます。
受講方法と受講料
受講方法は、会場での受講、ライブ配信、アーカイブ配信のいずれかを選択可能です。受講料は39,000円(税込)で、2名以上での申し込みでは30,000円に割引されます。なお、セミナー後には、講師との個別オンライン対話も設けられており、参加者の疑問に直接応えるチャンスがあります。
このセミナーは、まちづくりの未来を考える上で非常に貴重な機会です。興味のある方は、ぜひ早めに申し込みを検討されてはいかがでしょうか。
まとめ
BIM技術の発展は、まちづくりの革新に大きく寄与するでしょう。三菱地所設計の豊富な経験と、山田渉氏の知見を是非直接耳にして、未来のまちづくりについての理解を深める機会にしてください。詳細や申し込みについては、
こちらのリンクから確認できます。