蓄電池設置工事契約締結のお知らせ
株式会社サンヴィレッジは、株式会社Fujitakaとの間で高圧用系統蓄電池の設置工事請負契約を締結しました。プロジェクトは滋賀県甲賀市で、2MW/8MWhの蓄電所を建設することを目指しています。運転開始は2026年5月を予定しており、この取り組みは卸電力市場や需給調整市場、容量市場での運用を視野に入れています。アグリゲーターにはデジタルグリッド株式会社が選ばれました。
サンヴィレッジの取り組み
サンヴィレッジは2012年に創業し、以来「地域との調和と協調」をモットーに、北関東を中心に太陽光発電の開発と建設に力を入れてきました。近年では、固定価格買取制度の枠外である非FITの太陽光発電所の開発にも取り組み、再生可能エネルギーの普及を推進しています。特に、今回の蓄電池導入は電力系統の安定運用のために重要な役割を果たします。サンヴィレッジは、全国で蓄電所の開発を進め、将来的には250か所、総出力500MWの達成を目指しています。
Fujitakaの競争力
Fujitakaは、省人化やロボット化をテーマに地域に密着したビジネスを展開しています。具体的には、コインランドリーの全国展開や最近の洗車場開業支援など、トータルソリューションを提供しています。今回の蓄電池事業への参入は、企業理念である「喜びを共に」を体現するものであり、顧客に新たな価値を提供することを目指しています。
蓄電所の詳細
新設される蓄電所は滋賀県甲賀市の土山町に位置し、以下のような仕様が仕様されています。
- - 蓄電所容量: 2MW/8MWh(高圧)
- - 設置場所: 滋賀県甲賀市(関西電力管内)
- - 蓄電池システム: HUAWEI製 LUNA2000-2.0MWHコンテナ型蓄電池×4台
- - アグリゲーター: デジタルグリッド株式会社
- - 運転開始予定: 2026年5月
このプロジェクトは、再生可能エネルギーのより広範な利用を目指し、環境負荷を軽減するための重要なステップといえます。サンヴィレッジとしても、この新たな試みを通じて、持続可能な未来の実現に寄与することを目指しています。
おわりに
今後の展開が楽しみなこのプロジェクトは、再生可能エネルギーの利用拡大し、私たちの生活に欠かせないクリーンエネルギーの普及に大きく貢献するでしょう。サンヴィレッジ、Fujitaka、デジタルグリッドの協力により、持続可能な社会への道が切り開かれることを期待します。