宮崎県初となるEV充電器設置協定
2024年7月29日、宮崎県都城市とTerra Charge株式会社は持続可能な地域づくりに関する協定を締結しました。これにより、都城市で初めてのEV充電器設置が進められ、さらに「道の駅 都城NiQLL」にも充電器が設置されることが決まりました。都城市は、2024年秋までに市内の公共施設に合計13か所、また「道の駅」にも急速充電器を2基配備します。
協定締結の背景
都城市はゼロカーボンシティ宣言を行い、脱炭素社会の実現を目指しています。これに対し、Terra ChargeはEV充電インフラを提供しており、その相性が評価され、本協定が締結されました。日本全国でEV充電環境の整備が求められる中、都城市が先駆けとなっています。
EV充電インフラの重要性
政府の目標により、2030年までにEV充電器を30万口に増やすことが求められています。道の駅は今後、防災拠点機能も求められるようになり、安全性と充電インフラの必要性が高まっています。EVが蓄电機能を持つことにより、災害時には貴重な電力源となることも期待されています。
都城市の取り組み
都城市は温室効果ガス排出量を実質ゼロとする施策を進めており、新たに策定したカーボンニュートラル推進計画のもと、EV充電設備の整備に注力しています。特に「道の駅 都城NiQLL」は、防災道の駅に指定され、災害時には支援拠点として機能することが期待されています。
テラチャージの利点
テラチャージは、公共施設への充電器設置において自治体に負担をかけないサービスモデルを提供しています。設置・維持費用がかからず、全国に充電器を展開しています。製品が日本製であるため、故障のリスクが低く、365日電話でのサポート体制も整っています。
協定式の概要
協定締結式では、都城市長の池田氏がゼロカーボンシティの実現に向けた思いを語り、テラチャージの本郷責任者は市内のEV充電インフラ拡充に喜びを述べました。これにより、地域の防災力向上に向けた取り組みが加速します。今後、都城市とテラチャージが手を組み、持続可能な地域づくりに貢献することが期待されます。