AIの力で志望理由書・小論文をブラッシュアップする「アイノテ」
株式会社WANTOが提供する新たなAI添削サービス「アイノテ」が、2026年3月より本格的にスタートしました。このサービスは、志望理由書や小論文を書こうとする高校生や受験生をサポートし、単なる表現の修正だけでなく、主張の一貫性や具体性、根拠の妥当性といった重要な観点からも改善提案を行い、学習者が自力で推敲できる力を育てることを目的としています。
事業の背景
近年、大学入試の改革や総合型選抜の拡大に伴い、志望理由書や小論文は合否に大きな影響を与える存在となっています。しかし、多くの学習者は「何を書けばよいのか」や「どのように具体化すればいいのか」といった疑問を抱えているのが現状です。そのため、指導者側でも添削の負担が増え、個別のフィードバックが難しいという課題があります。
現場でのヒアリングからも、教員が複数の生徒を指導しなければならない状況があることが分かりました。生徒の多様なニーズに応えるためには、より構造的なサポートが必要とされていることが明らかになっています。
アイノテの特長
アイノテは、志望理由書・小論文の作成を「完成」するのではなく、「思考を言語化するプロセス」として位置づけています。主な機能として、以下の3つがあります。
1. AI添削機能
志望理由書や小論文を提出すると、AIが即座に構成、論理性、表現力、志望校との整合性を評価します。その結果、具体的な改善ポイントを生徒に提示し、何度でも書き直しが可能です。こうした仕組みにより、教員の添削工数を大幅に削減し、生徒へのフィードバック回数を増やすことができます。
2. AI模擬面接機能
AIが模擬面接官として志望理由書を元に質問をし、生徒が音声で回答することで、リアルタイムでフィードバックを行います。この機能により、生徒は自分のペースで微調整を行い、準備を整えることができます。
3. 段階的学習ロードマップ
「志望理由書とは何か」という基本から、大学が評価するポイント、自己分析、構成方法まで、ステップバイステップで進められる設計になっています。学習の理解度を確認できるクイズや実践ワークも組み込まれており、生徒が自主的に「書く力」を磨く手助けをしています。
みんなの声
アイノテは、2025年から教育現場のニーズを反映しながら開発が進められました。学校の教員からは「生徒が自ら添削を完結できるようになり、修正すべき点が明確に提示されるため、指導しやすくなる」との期待の声が寄せられています。また、沖縄国際大学のキャリア支援課では「アイノテは論理の飛躍や主張の一貫性を可視化することで、学生が納得しながら推敲を進めやすくなる」とのコメントがあり、学生支援にも効果的なツールになると期待されています。
今後の展開
今後は、学校や塾向けの導入フロー整備や、一般ユーザー向けのリリースに加え、教員向けのテンプレートや運用改善も進められる予定です。これにより、さらなるユーザー支援が実現されていくでしょう。
会社概要
株式会社WANTOは、京都府亀岡市に本社を置き、教育AIサービスの開発・提供を行っています。代表の西坂優希氏は、教育現場のニーズを重視し、学生自らが成長できる環境づくりを目指しています。詳細は
公式サイトをご覧ください。
アイノテの登場により、志望理由書や小論文の作成プロセスは大きく変わる可能性があります。受験生や学習者の自信を高めるための新しいサポートツールとして、今後の進展に期待が寄せられます。