水道事業を学ぶ
2025-12-24 11:58:44

水道機工が京都市と共にキャリア教育授業を実施し水道事業を学ぶ

水道機工が提供するキャリア教育授業



2025年11月6日に、同志社大学で開催されたキャリア教育授業は、水道機工株式会社と京都市上下水道局とのコラボレーションにより実現しました。この授業は、『水道事業の役割と自治体の仕事』というテーマのもと、理工学部環境システム工学専攻の学生42名が参加しました。水道機工は、上下水道施設や環境保全・衛生施設の設計・施工・管理を手掛ける企業です。

授業の内容


授業の一環として、学生たちは京都市上下水道局より水道事業の重要性や自治体の取り組みについての講義を受け、さらに水道機工による災害時の支援事例も紹介されました。およそ90分の中で、災害時における民間企業の役割や、持続可能な社会インフラの維持の重要性が強調されました。自治体と民間企業の連携の現状や必要性について深く考える機会となったのです。

水道事業の意義


日本の水道事業は市民に安全な飲料水を供給する重要な使命を担っています。授業では、水道事業がどのように機能しているのか、また、水が私たちの手元に届くまでに関連する業務がどのように展開されているのかを具体的に説明しました。京都市の水道局が実際に管理運営している水の一部を日常的に使用している学生たちにも、内容が非常に身近に感じられるものでした。

民間企業による災害支援


授業中では、特に災害時における水道機工の役割に焦点が当てられました。水道インフラの維持・管理を行う企業としての使命として、災害時には迅速に浄水場や管の復旧作業を始める必要があります。具体的には、東日本大震災や熊本地震、福島県沖地震において水道機工は、各地で即座に水処理装置を提供し、断水や水質の悪化を防ぐために奮闘しました。災害支援チーム「EWAT」の存在は、これらの活動を円滑に行うために非常に重要です。EWATは、緊急時の指揮系統と迅速な支援を可能とする組織で、災害発生時には即座に現地での活動を開始します。

能登半島地震の教訓と今後の展望


能登半島地震を通じて、自治体と民間企業間での支援要請の遅れや、効果的な対応の難しさが浮き彫りになりました。これを受けて、水道機工は支援体制の見える化を進め、今後も迅速な対応を可能にするための体制強化を図っていきます。水道事業の社会的責任を果たすと共に、次世代の水道技術者たちを育成する取り組みも継続していく方針です。

受講者の反応


参加した学生たちは、「水処理メーカーは単に水をつくるだけではなく、実際に様々な事業を展開していることがわかった」との感想を通じて、授業の内容が非常に有意義だったことを語っています。また、教授も「日常生活の根幹を支えているインフラの重要性と、その維持・運営に携わる人々の努力を知る貴重な機会だった」と評価しました。

まとめ


今後も水道機工は、大学との連携を通じて、社会インフラを支える企業としての役割を果たしつつ、災害に強い社会の実現に寄与し続けます。水道機工は技術力を高めると共に、緊急時の判断力や行動力を強化することを企業の重要なテーマとして位置付けています。このような活動が、未来のインフラを支える専門技術者の育成につながることを期待しています。


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会社情報

会社名
水道機工株式会社
住所
東京都世田谷区桜丘5-48-16
電話番号
03-3426-2131

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