モリサワが発表したウェブフォント革新技術
株式会社モリサワは、フォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」に関連する新たなフォント配信技術について、特許を取得したことを発表しました。この特許は、特にWeb制作の現場でのフォント配信効率の向上と表示スピードの改善を目指した技術に関するものです。
Web制作の現場における課題
現代のWeb制作では、さまざまな書体を使用することが一般的になりつつあります。しかし、その一方で、強化された制作や運用環境に伴い、多数のフォントを扱うケースが増えることで、配信速度に関する問題も顕在化しています。多くのフォントを一度に読み込むという従来の方法では、実際に使用しないフォントまでが読み込まれ、無駄なデータ通信や表示速度の低下を引き起こすことがありました。
モリサワは、こうした問題に対処するために、「安定したフォント配信を実現する」ことを目指し、独自の技術を開発。特許申請にも至ったそうです。
特許技術の内容
新たに取得した特許技術は、Webページ表示時にクライアント側のJavaScriptが動作し、実際に使用されるフォントの種類を特定し、その情報に基づいて必要なCSSのみを動的に取得する仕組みです。この方法により、不要なフォントデータの配信を抑え、サーバーへの負荷も軽減されるため、表示速度が向上します。
この技術の名前は「CSSローダースクリプト」として、WebフォントのProプランで利用可能です。特に、多くのフォントが必要とされるWebサイトでは、実際に使用中のフォント情報のみを取得して配信できるため、快適な閲覧を実現します。
Morisawa Fontsサービスの特徴
Morisawa Fontsは、クラウド型のフォントサブスクリプションサービスであり、それぞれのクリエイティブワークに合わせた適切なフォントを提供します。グラフィックデザインからWebサイトのUI/UX、さらにはモーショングラフィックスまで、幅広い用途に対応しています。事業の要件に応じて、機能は随時アップデートされ、効率的なワークフローを支援。
さらに、国内にとどまらず、シンガポールなど海外市場にも対応しグローバルに展開を進めています。これは、国境を超えたクリエイティブな活動を想定した戦略的なビジョンでもあるのです。
今後の展望
モリサワは、特許技術の実用化を進めつつ、顧客のニーズに応える形でさらに技術革新を目指しています。Webフォントの進化を通じて、ユーザーにとって使いやすく快適な環境づくりを推進することで、デジタルコンテンツの質を向上させる新しい時代を迎えようとしています。詳細は
こちらにて確認できます。
お問い合わせ
本件に関する詳細な情報や質問については、株式会社モリサワのブランディング部広報課までお気軽にお問い合わせください。E-mail:
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