第7回冷凍レシピコンテストの結果発表
2023年10月18日、一般社団法人日本野菜ソムリエ協会が主催する「第7回冷凍レシピコンテスト」の結果が発表されました。このコンテストは、「冷凍生活の日」を記念して行われ、冷凍豆腐の魅力を引き立てるレシピを品評するイベントです。
冷凍生活の日とは?
「冷凍生活の日」は、「冷凍の凍(とう=10)」と、「冷凍の保存・流通温度である“-18℃以下”」に由来し、2019年に設立されました。今後の食生活においても冷凍食品の重要性が見直されています。
今年のテーマは、様々な料理に使える「豆腐」にフォーカスを当て、冷凍生活アドバイザー資格を持つ人々からレシピが募集されました。厳正な審査を経て、金賞、銀賞、銅賞が選出されました。
受賞レシピの紹介
金賞:冷凍木綿豆腐のTOFUプディング(尾久彩子さん、富山県)
このレシピでは、豆腐を冷凍するとスポンジ状になり、卵液と混ざりやすくなる特性を活かしています。結果、グルテンフリーで栄養満点のスイーツが完成しました。豆腐好きの尾久さんは、このメニューをスウィーツにもどんどん活用したいとのことです。
銀賞:たっぷり豆腐のかやくご飯(立松佳世さん、東京都)
低カロリーで栄養価の高い豆腐を使ったこのご飯は、冷凍豆腐を絞ることで旨味が増し、満足感の高い逸品に仕上がっています。特にゴボウの風味が好評で、ダイエット中にもおすすめです。
銅賞:豆腐のかりんとう(小川弥生さん、滋賀県)
冷凍豆腐を使ったかりんとうは、カリカリの食感と黒糖のコクが絶妙です。ヘルシーでありながら楽しめるおやつとして、特に注目を集めています。
審査員長の総評
審査員長の西川剛史氏は、豆腐の多様性に敬意を表しつつ、冷凍による食感の変化が新しい料理の可能性を広げることに期待を寄せました。豆腐の歴史を考えると、今回のコンテストは豆腐レシピの進化を感じさせる場となったのです。
冷凍生活の推進
このコンテストは、冷凍技術を活用し、家庭での食材の美味しさや栄養を保つ助けとなります。また、食材を無駄なく使うことでフードロスを削減することにも貢献します。今後、冷凍食品を賢く取り入れた食生活がさらに広がることが期待されます。
日本野菜ソムリエ協会では、今後も冷凍生活の普及に努め、受賞レシピは特設サイトで発表予定です。皆様の食卓がより健康的で楽しい時間となることを願っています。