ラックのセキュリティ自動化
2024-10-22 12:41:02

セキュリティ自動化で企業のIT運用を効率化するラックの新サービス

ラック、新たなセキュリティ運用自動化サービスを発表



株式会社ラックは、2024年10月22日より「セキュリティ運用自動化支援サービス for Microsoft 365」を開始することを発表しました。このサービスは、企業が直面するIT人材不足と、複雑化するセキュリティ環境に対応するために開発されました。

IT人材不足の現状



現在、ITは企業にとって不可欠な要素であり、その運用を支えるIT人材の不足問題が深刻化しています。今後数年で数十万人規模の不足が見込まれており、特にセキュリティ対策においてはその影響が顕著です。情報処理推進機構(IPA)による調査では、セキュリティ担当者が他の業務を兼務し、専門的な人材を確保することが難しい状況が示されています。

新サービスの概要



「セキュリティ運用自動化支援サービス for Microsoft 365」は、マイクロソフトのプラットフォームを利用して、企業のセキュリティ業務の自動化・可視化に特化した内容です。ラックはまず、顧客の業務フローをヒアリングし、自動化すべき部分を明確にします。

次に、自社の成功実績を基に、顧客に合わせた提案やカスタマイズを行い、最適な設計と実装を進めます。納品後も継続的に運用の改善を図り、新たなサービスへの対応も視野に入れてサポートを提供します。また、Microsoft Copilot for Securityを活用した運用支援も組み込む予定です。

サービスの特長



このサービスには、以下のような特徴があります。

1. 自社事例の活用: ラックは自社でのセキュリティ運用の自動化を成功させており、その経験を活かして顧客に最適なソリューションを提供します。
2. 継続的な自動化支援: Microsoft 365の機能を最大限に活用し、全体最適を目指す自動化と可視化を目指します。
3. 可視化機能: 運用状況をダッシュボードで一元管理し、迅速な意思決定をサポートします。

自動化の具体例



ラックが展開するサービスでは、定型業務を手動で行う際の自動化が実現されます。例えば、パスワード付きファイルのメール送信を制御するプロセスや、クラウドストレージへのアクセス管理を自動化するケースがあります。これにより、設定漏れや誤操作を防ぎつつ、安全性と業務効率の向上を図ります。

日本マイクロソフトからの支持



日本マイクロソフト社も、ラックの新サービスに期待を寄せており、企業のセキュリティ強化に貢献する取り組みを支持しています。ラックは、企業のセキュリティ運用の全体最適化を推進し、持続的な運用改善を実現するために、マイクロソフト社のプラットフォームを活用します。

まとめ



株式会社ラックの新サービスは、セキュリティ業務の自動化を実現する新たな一手です。IT人材不足が問題視される中、企業の業務を効率化し、セキュリティ強化を図るためのツールとして注目されるでしょう。企業はこのサービスを通じて、複雑化するセキュリティ環境への対応を進めることが期待されます。

もっと詳しい情報はこちらからご確認ください。


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会社情報

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株式会社ラック
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