サーバーワークスがGHG排出量可視化ソリューション「Zeroboard」を導入
株式会社ゼロボード(以下、ゼロボード)が開発したGHG(温室効果ガス)排出量算定・可視化ソリューション「Zeroboard」が、株式会社サーバーワークスの導入が決定しました。サーバーワークスは、AWS(Amazon Web Services)を活用したクラウドサービスの提供を行なっており、その中で持続可能性の実現に向けた取り組みを強化しています。
導入背景
サーバーワークスは、AWSの最上位パートナーである「AWS プレミアティアサービスパートナー」として、クライアントに対し効率的なクラウド移行を提案しています。AWSは、そのサービスを利用することで大幅なCO2排出量削減が見込めると発表しています。このため、サービスパートナーにはGHG排出量の算定と削減目標設定が求められ、サーバーワークスはその要請に応える形で「Zeroboard」を導入することにしました。
目指すべき方向性
サーバーワークスは、GHG排出量の算定にとどまらず、中長期的な削減目標や社内外への情報開示においても、ゼロボードからの専門的な助言や支援を受けることを期待しています。気候変動問題が日々深刻化する中、サーバーワークスは「クラウドで、世界を、もっと、はたらきやすく」のビジョンを掲げ、社会課題の解決と企業価値向上の両立を実現するために具体的行動に移しています。
「Zeroboard」の機能とメリット
「Zeroboard」は、GHG排出量の算定から可視化、削減までをサポートするサービスであり、企業が持続可能な経営を行うための強力なツールです。国内外のサプライチェーンからの排出量を正確に算定するほか、製品やサービスごとのカーボンフットプリントを特定できる機能を即座に利用できます。さらに、算定結果をもとにした削減アクションの提案など、各企業のニーズに合わせた柔軟な対応が可能です。
業界特化型ソリューションの展開
ゼロボードは、業界ごとの特有のニーズに応じた「Zeroboard construction」や「Zeroboard logistics」といった特化型の製品も提供し、さらには欧州の規制に対応する「Zeroboard for batteries」など、多様なソリューションを展開しています。これらのツールにより、企業はGHG排出量の可視化を一歩進めた具体的な行動が期待されます。
企業向けウェビナー開催中
また、ゼロボードでは脱炭素経営を推進するために企業向けウェビナーを毎月定期的に開催しています。これにより、国内外の脱炭素に関する最新の情報や「Zeroboard」の効果的な利用法が紹介されています。参加はウェブサイトから可能ですので、関心のある方はぜひ申し込んでみてください。
まとめ
サーバーワークスのGHG排出量算定・可視化ソリューション「Zeroboard」の導入は、持続可能な経営を志向する企業にとって重要なステップです。今後も地球温暖化対策として、多くの企業がこのような取り組みを通じて、社会課題に即した解決に向かって進んでいくことが期待されています。