2024年度の新作五月人形のご紹介
本年度、鈴甲子雄山・壹三が新作の五月人形を発表しました。デザインだけでなく、技術面でも注目の品々が揃っています。今年度の新作の中でも特にユニークな三つの製品をご紹介します。
YAYA - 子ども大将人形
YAYAは、関西地方の伝説からインスパイアを受けた新しい子ども大将人形です。赤ちゃんを「ややこ」と呼ぶ地域の特性を反映しています。原型師ryojiによる3Dと粘土の複合造形技術によって生み出された「金ちゃん」と「銀ちゃん」という二人の存在感は抜群です。
「金ちゃん」は金色の金具に茶色の威をまとい、健康で元気なイメージを持っています。一方「銀ちゃん」は銀ブロの金具に縹色の威を纏い、可愛らしさと勇ましさを兼ね備えています。
この二人は鯉のぼりを持って手を前に出し、しっかりとした態度を示すポーズを取っています。3歳ほどの幼い子供をイメージしており、歩くことに自信がついてきた子供たちの姿を表現しています。足元には草鞋を履き、瓢箪の水筒を持って出陣の準備が整いました。
公式ウェブサイトやオンラインショップで詳細をチェックすることができます。
公式サイト
オンラインショップ
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鉄馬ライダー YAYA
子供たちはバイクが大好きです!この新作「鉄馬ライダー YAYA」は、バイクに乗った小さな子供の姿を描いています。使用されているバイクは、藤原スペシャルの鉄馬仕様です。足元にはブーツを履き、手に打ち出の小槌を持つことで、周囲に幸せをもたらす存在となっています。
公式サイトやオンラインショップにて詳しい情報を確認できます。
暁(あかつき) 1/4スケール
次にご紹介するのは新作の「暁」です。これは実物の甲冑の約1/4サイズで製作された作品で、茜糸威と紺糸威の二色展開があります。「暁」には伝統的な南北朝時代の兜である笠じころの形が採用されており、見た目にも美しい仕上がりです。
兜の飾り付けには、独特の模様が施され、デザインには歴史的な背景があり、鶴ケ岡八幡宮所蔵の硯の絵柄をモチーフにしています。また、兜を飾る台にもこだわりがあり、実際に甲冑を飾るためのデザインが採用されています。
響(ひびき) 1/5スケール
さらに、「響」は雄山で初となるセッティング作品です。阿古陀形の兜を用いて、全体的には黑の艶消しでまとめられています。銀ブロの金具との対比が見事です。
火縄銃と太刀が脇飾りに用いられており、当時の戦術の変遷を反映したデザインとなっています。
まとめ
これら新作の五月人形は、鈴甲子雄山・壹三の伝統技術と新たな発想が融合した驚くべき商品です。また、各製品の詳細は公式サイトやオンラインショップで確認できますので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
株式会社鈴甲子は、印伝や革加工、彫金など様々な技術を有し、伝統の技術を大切にしながら現代に新しい形で提供しています。
会社名: 株式会社鈴甲子
所在地: 千葉県鎌ヶ谷市中佐津間2-11-16
Webサイト: 鈴甲子公式サイト