松竹グループのベンチャーキャピタルである松竹ベンチャーズは、自動運転技術開発のスタートアップ企業であるチューリングに出資したと発表しました。
チューリングは、カメラ画像から直接運転指示を行う高度な自動運転AIを開発しており、「自動運転に必要なのは良い目ではなく良い頭である」というコンセプトのもと、あらゆる条件下での完全自動運転の実現を目指しています。
松竹ベンチャーズは、この出資を通して、自動運転社会におけるエンタテインメントの可能性を探求していくとしています。自動運転が実現すれば、移動空間は新たなエンタテインメント体験を提供する場へと変化する可能性を秘めています。
松竹ベンチャーズの井上代表取締役社長は、チューリングの技術力に期待感を示し、自動運転車内における新たなエンタテインメントの開発を目指していくと述べています。チューリングの山本CEOも、松竹のエンタテインメント分野における豊富なノウハウを活かし、未来のモビリティの形を共に創造していくことを楽しみにしていると語っています。
今回の出資は、エンタテインメント業界とテクノロジー業界の連携による新たなイノベーションを象徴する事例と言えるでしょう。自動運転技術は、私たちの生活様式を一変させる可能性を秘めており、今後、エンタテインメント分野においても大きな影響を与えていくことが期待されます。