伝統と革新の交差点、東京手仕事プロジェクト
東京都は平成27年度より「東京手仕事」プロジェクトを実施し、現代に即した伝統工芸品の開発推進や新たな市場の開拓に尽力しています。このプロジェクトの一環として、伝統工芸の職人とデザイナーのコラボレーションが生んだ新商品を初めて披露する発表会が、令和7年5月20日(火)に開催されることが決定しました。
イベントの詳細
本発表会は大手町の三井ホールで行われ、14:00から15:30までの間に新商品の発表および各賞の表彰が実施されます。中でも特に優れた3商品には東京都知事賞が授与され、各受賞者には表彰状が贈られます。その後、15:30から17:00まで支援商品が展示され、参加者は新たな形の伝統工芸品を直接見ることができる機会が提供されます。
参加申し込みについて
参加を希望される方は、指定の申し込みURLから事前にお申し込みが必要です。申し込みは5月15日まで受け付けており、定員は120名の先着順です。多くの方々の参加をお待ちしております。
東京手仕事プロジェクトとは
「東京手仕事」プロジェクトは、伝統工芸品を現代の消費者ニーズに応じて刷新しながら、新たな市場を創出することを目指しています。東京都と公益財団法人東京都中小企業振興公社が共に進めているこの取り組みは、初年度から数多くの職人やデザイナーが参加し、各地域の伝統的な技術と最新のデザインが融合することで生まれた新商品が目白押しです。
このプロジェクトに関しての詳細は、専用ウェブサイト(https://www.tokyo-kosha.or.jp/support/shien/dento/teshigoto/index.html)を参照してください。
新たな市場の開拓に向けて
これまでの「東京手仕事」プロジェクトでは、様々なコラボレーションが行われ、数多くの製品が生み出されてきました。職人たちは自身の技術を活かし、新たなデザインと共に製品を生み出すことで、多くの支持を受けてきました。今回の発表会を通じて、新たに開発された商品の数々が世に出ることで、さらなる発展が期待されます。
伝統工芸品はその美しさや技術の高さだけでなく、その背後にある歴史や文化も大切な要素です。本発表会では、それらの魅力が新たに表現され、参加者にも伝えられることでしょう。
東京都の取り組む「東京手仕事」プロジェクトが、現代の市場においてどのように伝統工芸品を昇華させていくのか、ぜひその目で確かめに来てください。伝統の息吹が感じられる場に、多くの皆様のご来場を心よりお待ちしております。