パーソルテンプスタッフ株式会社は、日本マイクロソフト株式会社と連携し、登録スタッフ向けのデジタル人材育成プログラム「Code; Without Barriers in Japan」の提供を開始することを発表しました。本プログラムは、生成AIの基礎知識や活用スキルを習得することで、スタッフのキャリアアップを支援することを目的としています。
近年、IT技術の進化に伴い、デジタルスキルを持つ人材の需要が高まっています。経済産業省の調査によると、2030年にはIT・デジタル人材が約79万人不足すると予測されています。特に企業では、DX推進の加速により、AI活用やデータ分析、プログラミングといったスキルを持つ人材が強く求められています。このような状況を受け、パーソルテンプスタッフは、登録スタッフのデジタルスキル向上とキャリアアップ支援を目的として、本プログラムを提供開始することを決定しました。
「Code; Without Barriers in Japan」は、Microsoft社の生成AIツール「Microsoft Copilot」の基礎知識や活用方法などをオンラインで学ぶことができます。参加者専用コミュニティ(LinkedIn)での交流や習得スキルを証明するデジタルバッジの提供など、学習支援策も充実しています。パーソルテンプスタッフは、プログラム説明会やイベントの開催、学習サポート体制の整備など、独自の取り組みを実施することで、スタッフのプログラム修了に向けた支援を行う予定です。
本プログラムは、2024年11月下旬よりパーソルテンプスタッフの登録スタッフに向けて提供が開始されます。2024年11月からはパーソルテンプスタッフの就業中のスタッフを対象とし、2025年4月からはパーソルグループに対象を拡大していく予定です。2026年3月末までに登録スタッフ1万人の受講を目指しています。
本プログラムの責任者であるパーソルテンプスタッフ株式会社スタッフィング企画本部本部長後藤成子氏は、「昨今の社会変化の速さには目を見張るものがありますが、それをどれだけ自分ごととして捉えられているでしょうか。私自身、本プログラムを受講して、将来のデスクワークのイメージが持てたことは非常に大きな収穫であるとともに、多くの刺激を受けることで、自分ごととして捉えることができました。本プログラムを通じて、生成AIの知識やスキルを学ぶことで生成AIを自分の右腕にしつつ、一緒に学ぶ方たちの発想やコミュニケーション力も参考にすることで発想を柔軟にし、将来に向けて自身の可能性を広げてください。」とコメントしています。