国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPOの概要
2025年9月10日から12日まで、東京ビッグサイトで開催される「国際物流総合展2025 第4回 INNOVATION EXPO」に、全国新スマート物流推進協議会が出展することになりました。これは、物流業界における先端技術や新しい取り組みを紹介する重要なイベントです。
今回の出展は、東京ビッグサイトの東ホール前の「主催者特設スペース」にて行われ、主に以下の内容が盛り込まれます。
- - 物流専用ドローンの展示:特に注目されているのは、遠隔自動航行で荷物を配送する物流専用ドローン「AirTruck」の展示です。このドローンは、物流の効率化を実現するための次世代テクノロジーを象徴しています。ロジスティクスを革新するために、これらのテクノロジーがどう役立つのかを、実物を見ながら確認できます。
- - 新スマート物流の社会実装事例紹介:デジタルとテクノロジーを活用し、地域社会の様々な課題に取り組む「新スマート物流」の取り組みや、実際にはどのような事例があるのかを紹介します。特に、コロナ禍を経て、地域の荷物の動きの最適化がいかに必要であるかを訴求する内容になります。
- - フェーズフリー型物流インフラ:新スマート物流では、貨客混載や自動化技術などを駆使し、最適な物流体制を築く必要があります。これにより、地域に必要な物流インフラを強化し、持続可能な社会を目指します。
ロジスティクスイノベーションフォーラム
併演されるロジスティクスイノベーションフォーラムでは、本協議会からの理事が登壇し、さまざまなテーマでの講演が行われます。特に注目すべきプレゼンテーションは以下の通りです。
1.
持続可能な物流インフラの再構築に向けた未来物流企業の使命
- 登壇者:全国新スマート物流推進協議会理事、セイノーホールディングス株式会社 専務執行役員、河合 秀治氏。持続可能な物流の重要性や、企業の役割について話されます。
2.
地域物流の準公共化とドローン物流を組み込んだ新たな社会インフラの構築
- 登壇者:全国新スマート物流推進協議会理事、株式会社エアロネクスト 代表取締役社長、田路 圭輔氏が、地域との連携を強化することでいかに動きやすい社会を実現するかを講演します。
9月11日には、さらに多くの会員も登壇予定です。その中には、株式会社NEXT DELIVERYが誇る「ドローン活用による劇的な生産性改善策」についての発表や、鹿沼梱包が取り組んでいる地域を支える物流の新時代に関する講演が予定されています。
新スマート物流の理念
新スマート物流とは、地域社会の抱える課題に対する取り組みです。例えば、買物弱者や医療弱者の支援や、自然災害への適応能力向上を目指しています。このビジョンは、地域の持続可能性を確保し、住みやすい環境を守るためには不可欠です。
このように、国際物流総合展での取り組みや、その背後にある新スマート物流の理念は、物流がいかに社会と結びつき、未来の生活を豊かにするための役割を担うかを示しています。地域の物流の持続可能性を実現するために、ぜひご注目ください。