琵琶湖マリオットホテル(滋賀県守山市今浜町、総支配人:荒木義雄)が、宿泊施設向けの品質認証「Sakura Quality An ESG Practice」において、最高評価である「4御衣黄桜」を取得しました。この認証は、滋賀県における宿泊施設としては初の快挙であり、ホテルが地域と共に推進してきた持続可能な取り組みが評価された結果です。
「Sakura Quality An ESG Practice」は、観光業における持続可能性、地域貢献、環境への配慮、従業員との良好な関係構築などをトータルに評価する認証制度です。これは、現在国際的に重要視されているSDGs(持続可能な開発目標)への取り組みを反映させたもので、当ホテルは以下のような施策を実施してきました。
まず、サステナビリティをテーマにした夏季限定のブッフェを開催し、楽しみながらお子さまの食育にも貢献しています。また、木製や竹製、減プラスチック製品など環境にやさしいアメニティを導入し、ゲストの快適さと環境負荷の軽減を両立させています。さらに、地元中学生の職場体験を受け入れることで、地域の未来を担う若者の育成にも力を入れています。
加えて、地元企業と協力し、琵琶湖を活用したアクティビティを実施することで、観光と地域振興を両立させる取り組みも行っています。これらの地道で継続的な努力が、今回の高評価に繋がったと考えられます。
「Sakura Quality An ESG Practice」、略してサクラクオリティグリーンは、宿泊施設向けの唯一のESG認証として、株式会社サクラクオリティマネジメントが開発しました。認証基準は2022年に米国の持続可能性に関する権威機関、グローバル・サステナブル・ツーリズム協議会(GSTC)から承認を得ており、172項目にわたる基準が設けられています。認証を得るためには、チェックシートに対する回答や、調査員による現地視察が求められます。
琵琶湖マリオットホテルは、自然豊かな琵琶湖の美しい景観を誇る立地にあり、モダンでゆとりのある空間でインターナショナルなおもてなしを提供しています。近隣には歴史的な神社や寺院が点在し、歴史を感じながらの観光が楽しめます。特に話題となっているのは、自転車で琵琶湖を一周する「ビワイチ」であり、このアクティビティは、多くの観光客を引き付ける要因となっています。
今後も琵琶湖マリオットホテルは、地域と共に持続可能な観光の未来を切り開く存在として、さらなる品質向上と社会貢献を目指して邁進していく所存です。持続可能な観光に関心がある方々にとって、このホテルは一つのモデルケースと言えるでしょう。
予約やお問い合わせは、琵琶湖マリオットホテル(TEL:077–585–6100)または公式ウェブサイト(https://www.biwako-marriott.com/)をご覧ください。