選挙アプリコンテストの結果発表
選挙制度発展のための新たなツール「選挙アプリコンテスト」の審査結果が公表され、数多くの応募作品の中から、特に優れた4つの作品が選ばれました。このコンテストは、参加者の新規性や有用性、そして有権者の投票行動に繋がる価値を評価する場として注目されています。
採用された優秀作品
今回選ばれた作品は、以下の4つです。
1. ソーシャル政治新聞「Social Times」
ウェブサイト:
Social Times
APPLIYA株式会社の開発する「Social Times」は、有権者に政治家のSNSアカウントを一元的に提供するメディアサービスです。特定のキーワードに基づいて発言をフィルタリングできるだけでなく、その信頼性を独自のアルゴリズムでスコア化し、視覚的に理解しやすい形で提示します。特に若者の政治参加を促進するための工夫がされており、スマホ対応のユーザーインターフェースが好評です。今後は、アクセス数を100万PVに達することを目指し、広告収入と政治家へのデータ提供を通じたビジネスモデルを展開予定です。
2. インターネット若者政党「Youth Up!」
ウェブサイト:
Youth Up!
東京大学工学部の鈴木邦和さんが手掛ける「Youth Up!」は、若者の投票率向上を目指すためのインターネット政党です。特に、ネット上での政策議論を実際の政治に反映することを目指しており、SNS上で支持者から支持を受けた政策を公約として掲げる候補者を支援します。今後は、非営利団体としての活動も視野に入れています。
3. 国会議事録一発検索アプリ
ウェブサイト:
フルバランス
株式会社フルバランスが開発したこのアプリは、選挙の際に国会の発言を効果的に参照し、 voter's decision に資することを目指しています。国会議事録をもとにした人別やテーマ別の検索機能、さらには意見の集約やマッピング機能を搭載し、より容易に情報にアクセスできます。
4. 選挙戦Push!
ウェブサイト:
コグラフ
コグラフ株式会社の「選挙戦Push!」は、有権者が関心を持つ政治情報をプッシュ通知で提供するサービスです。選挙候補者の発信が増える昨今、候補者と有権者を繋げる手段として注目されたこのアプリは、政党や地域に関する情報を入力することで、リアルタイムでの情報を受け取ることが可能になります。
最終審査について
これらの作品は、一般のFacebook審査と審査員による投票の結果を受けて、12月に最終的な受賞作品が発表されます。このプロセスにおいて、一般の方からの評価を基に、実際に使えるサービスの社会普及を促進する活動が進行します。関心のある方は、ぜひ審査にも参加してみてください。
お問い合わせ
本コンテストに関するさらなる情報や不明点については、
こちらのリンクをご覧ください。一般社団法人 成長戦略研究会の事務局までお気軽にご連絡ください。Eメール:
[email protected] | 電話: 050-3693-6788