新たなEdTech革命「Lapps」
2014-02-26 06:00:01
EdTechの進化を加速する新しいプラットフォーム「Lapps」の全貌
教育現場をサポートする「Lapps」の進化
近年、教育現場におけるICTの活用が進む中で、さまざまな教育関連サービスが登場しています。その中でも「Lapps」は、教育コンテンツを検索・共有できるプラットフォームとして、2013年の試験運用開始以来、600以上の教材が共有されています。教育者やEdTech関連企業の現状を鑑み、今回のバージョンアップが実施される運びとなりました。
教育者を取り巻く厳しい環境
日本の教育者は、OECD諸国の中でも特に厳しい労働環境に置かれています。彼らの労働時間は長く、うつ病に苦しむ教師も多く、その数は年間7000人以上に上ります。さらに、教員の14%が非正規雇用であることも問題視されており、給与もOECD諸国で最低水準にとどまっています。
一方でEdTech関連企業も厳しい状況に直面しています。多くのスタートアップはマーケティング資源を持たず、収益化が難しい状況に苦しんでいます。利用者数が一定の水準に達していたとしても、自転車操業から抜け出せない企業が多数存在し、結果として事業を断念することも少なくありません。
Lappsの新機能と教育への貢献
これらの状況を改善したいという思いから、「Lapps」は新しい機能を追加し、教育者やEdTech関連企業が教育に長く関わり続けられるようなプラットフォームを目指しています。新機能では、教育者が自ら作成した教材や講義動画を共有または販売でき、さらに興味を持つユーザーの情報を取得できるようになります。
これにより、教育者たちはよりスムーズに必要な情報を共有しやすくなり、生産性や知名度、そして収益を向上させるチャンスを得られます。Lappsは教育者同士のコミュニケーションを活性化させ、互いに助け合う環境を整えつつあるのです。
未来への展望
今後、Lappsはスマートフォンやアプリ対応を進め、さらにポイント制度やゲーミフィケーションといった要素を導入する予定です。法人向けには、グループ単位での情報共有や情報開示の範囲設定機能、オンライン講義の実施が可能な機能を提供することも検討中です。また、NPOやスタートアップ向けには、無償で有料プランを利用できる特別プランの提供も考えています。
結論
教育現場での困難に励む教育者をサポートし、持続可能な教育環境を築くために「Lapps」は進化し続けています。今後の発展が期待されるこのプラットフォームに注目しましょう。
会社情報
- 会社名
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株式会社エクシード
- 住所
- 東京都渋谷区恵比寿2-28-7
- 電話番号
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