モベンシスの革新が物理AIの未来を切り開く
1. 展示会概要
モベンシス株式会社は、2026年3月4日から6日にかけて韓国ソウルで開催される「Smart Factory・Automation World 2026(AW 2026)」に出展します。この展示では、画期的なリアルタイム実行インフラを公開する予定です。特に注目されるテーマは「WMX: Software Defined Motion Controller Powering Physical AI」となっており、AIの判断を精密かつ迅速に物理的な動作に変換する技術が紹介されます。
2. Sim-to-Real Gapとは
AI技術は急速に進化しており、特に産業機械の分野においては高い判断能力を獲得しています。しかし、AIが生成した動作指令を実際の装置で誤差なく、かつ瞬時に実行することには未だ課題が残されており、これを「Sim-to-Real Gap」と呼ばれています。モベンシスは、この調整を可能にする「Physical AI実行レイヤー」の提案を進めています。
3. WMXの特長
a.
高速制御
WMXは、AI演算層と物理制御層を結ぶリアルタイムモーション制御プラットフォームを提供し、最大128軸の高精度同期制御を実現します。これにより、AIからの動作指令が遅延なく実行され、現場での安定性と再現性が向上します。
b.
One-PC Solution
展示会では、NVIDIA JetsonやIntel Core Ultraといった異なるプラットフォームにおいてもWMXが同様のリアルタイム制御基盤として機能することを実証するデモが行われます。
c.
WMX Soft PLC
IEC 61131-3に準拠した国際標準プログラミング言語を使い、既存のPLCとの親和性を持つ環境を提供します。つまり、ハードウェアPLCからソフトウェアベースの制御アーキテクチャへの移行を容易にします。
4. 一歩先行くAIの活用
展示会では、AIによるモーション制御コードの自動生成機能も披露されます。ユーザーが自然言語や構造化された指示を提供すると、AIがそれに応じた制御コードを生成し、開発の効率とスピードを向上させる新たなアプローチとして注目されます。
5. セミナー情報
また、AI自律製造カンファレンスでのセミナーも予定されています。タイトルは「ソフトウェアベースのモーション制御が切り開くAXの未来」で、講演者はモベンシスのCEOであるKeehoon Kim氏です。このセミナーは無料で参加可能ですが、事前登録が必要です。
6. 会社概要
モベンシス株式会社は、東京都新宿区に本社を構え、2006年に設立されました。主に、産業装置向けのモーションコントロール製品の開発と販売を行っています。
公式ウェブサイトでは、さらに詳しい情報が掲載されており、直接の問い合わせも可能です。
URL:
モベンシス公式サイト
モベンシスの最新技術が、製造業界にどのような革新をもたらすのか。AW 2026での発表が待ち遠しい限りです。