高校生と和菓子
2025-01-09 12:47:34

京都府立嵯峨野高等学校と鶴屋吉信が新たな和菓子を開発

京都府立嵯峨野高等学校と鶴屋吉信のコラボレーション



京都府立嵯峨野高等学校は、和菓子の名店「鶴屋吉信」と手を組み、伝統的な文化を現代に引き継ぐ新商品の開発を行いました。この取り組みは、同校の研究活動科目「アカデミックラボ」の学生たちによるもので、2025年に期間限定で販売される予定です。

商品情報


新しく生まれる和菓子は、『紫の想ひ』と『春はあけぼの』の2種類です。『紫の想ひ』は、「源氏物語」をテーマにし、抹茶と琥珀を使った二層の羊羹として表現されています。藤の花をモチーフにしたデザインは、主人公の想いを彷彿とさせます。また、『春はあけぼの』は「枕草子」にインスパイアされた作品で、朝焼けの美しさを羊羹で表現しました。どちらもお菓子の中には関連したメッセージが込められており、特別な体験を提供します。

開発の背景


この共同開発は、2024年5月に始まりました。高校生たちが持ち寄ったアイデアをもとに、鶴屋吉信の和菓子職人たちが協力し合いながら、商品のデザインや味の改良を重ねてきました。高校生たちは実際に試食を重ね、フィードバックを受けながら細部にわたってこだわりを持って商品を仕上げました。

「アカデミックラボ」とは?


嵯峨野高等学校の「アカデミックラボ」は、学生が自身の興味に基づいた探求活動を行うプログラムです。ここでは、生徒たちがテーマ設定や研究活動を通じて学びを深め、自らの表現力や問題解決力を養っています。今回のコラボ企画も、彼らの学びの一環として位置づけられています。

商品販売について


新作和菓子は、2025年1月14日から公式オンラインショップで数量限定販売され、続いて本店での販売も予定されています。また、京都市にある旧三井家下鴨別邸茶寮では、2月からの期間限定メニューとしても提供される予定です。

今回は、歴史ある文化が継承される実例としても注目が集まっています。和菓子を通じて、源氏物語や枕草子といった日本の伝統文学に触れてみるのも嬉しい経験です。京都の伝統を引き継ぎながら、新しい価値を提供する試みをぜひご体験ください。


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会社情報

会社名
株式会社 鶴屋吉信
住所
京都府京都市上京区今出川通大宮東入2丁目西船橋町340-1
電話番号
075-441-0105

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