まつもとゆきひろ氏がAnyPicksに加わる!
日本のエンジニアコミュニティに新たなニュースがあります。テクノロジーニュースを提供するメディア「AnyPicks」が、2023年にサービス名を「ITnews」に変更し、著名なプログラマーであるまつもとゆきひろ氏が公式ピッカーに就任したのです。この動きは、ただの名称変更に留まらず、同メディアのコンテンツの質を向上させ、さらなる発展を目指す重要なステップです。
AnyPicksとは
「AnyPicks」は、2018年12月にスタートしたソーシャルITメディアです。ユーザーは気になるテクノロジーニュースを「ピック」(ブックマーク)し、記事に対してコメントを残すことができます。これによりエンジニア同士の知識共有が進み、1万件を超えるピックが行われるコミュニティが成長しています。このプラットフォームは、エンジニアにとって情報収集やディスカッションの場として非常に価値があります。
新たな展開として、AnyPicksは「アルファピッカー」という取り組みを開始しました。これは、技術領域でのリーダーが注目すべきニュースをピックアップし、自身の視点で解説するものです。今回、最初の「アルファピッカー」として選ばれたのが、まつもとゆきひろ氏です。彼は世界的に知られるプログラミング言語「Ruby」の創始者であり、その影響力はテクノロジー業界において非常に大きなものです。
まつもとゆきひろ氏について
まつもとゆきひろ氏は1965年に鳥取県米子市で生まれました。筑波大学でコンピュータ・サイエンスを専攻し、効率的にプログラムを記述できる言語を求めて、Rubyの開発に取り組みました。その結果、Rubyは現在、世界中で広く使用されている言語となっています。彼は今もなお、Rubyアソシエーションの理事長として業界の発展に貢献しています。
アルファピッカーの目的
「アルファピッカー」は、テクノロジーに関心を持つエンジニアや開発者に向けて、より専門性の高いコンテンツを提供することを目指しています。まつもと氏の専門知識を活かし、記事解説を通じて、エンジニアリングの奥深さや楽しさを伝える内容が期待されており、業界内のコミュニケーションが活性化することでしょう。
サービス名称変更の背景
AnyPicksのサービス名が「ITnews」に変更されるのは、エンジニアとアルファピッカーとのコラボレーションをより明確にするためです。「IT」✕「news」という言葉からもわかるように、IT業界の最新情報を提供しつつ、エンジニアの視点を取り入れた質の高いコンテンツを発信するプラットフォームを目指しています。
この名称変更は2019年9月を予定しており、新たなスタートを切る準備を進めています。これからも「ITnews」に注目し、業界の変化を見逃さないようにしましょう。
会社概要
AnyPicksは株式会社ロケッタが運営しています。代表者の清水風音氏が率いるこの会社は、東京都渋谷区に拠点を置き、2015年から事業を展開しています。公式サイトでは最新情報や会社概要が掲載されていますので、ぜひご覧ください。
公式サイトはこちら