保育給食の未来を語る「保育給食カンファレンス2024夏」開催
2024年8月22日、東京都品川区のゲートシティ大崎ホールにて「保育給食カンファレンス2024夏」が開催されます。このセミナーは、保育園や幼稚園の給食に関する各種課題をテーマにしたオフラインイベントです。主催は、食品のサブスクリプションサービスを提供するオイシックス・ラ・大地株式会社が展開する保育施設向け給食サービス「すくすくOisix」、協力にはアスカグループと株式会社カタグルマが名を連ねています。
セミナーの背景
近年、保育給食は子どもの成長を支える重要な役割を担っていますが、同時にいくつかの課題にも直面しています。誤嚥事故や栄養士、調理員の定着に関する問題、さらには食材費の高騰が懸念されています。このような状況の中で、保育施設に向けたさまざまなサービスが求められており、特に、業務負担を軽減し、質の高い給食を提供するための協力が重要です。
オイシックス・ラ・大地では、2015年から保育施設向け給食サービス「すくすくOisix」を展開しており、900以上の保育施設で採用されています。本セミナーでは、各分野の専門家が集まり、給食の観点から保育経営の未来を深く考察します。
プログラム内容
イベントは、13:00から17:00までの間に5つの講演が予定されています。内容は以下の通りです:
1.
こどもの食の育ちを支える環境の整備 - 東京家政学院大学の酒井治子教授が、子どもたちにとって心地よい食事の場を作るための環境整備について解説します。
2.
給食スタッフの採用課題とその対策 - 株式会社アスカの唐沢雅行氏が、保育施設における給食スタッフの採用の難しさとその克服方法についてお話します。
3.
給食人材の育成とマネジメントの実践例 - 株式会社カタグルマ代表の大嶽広展氏が、給食に携わる人材の定着や育成に関する先進的事例を紹介。
4.
「食育×STEAM保育」の実践 - 千葉美穂子氏による最新の食育を取り入れた保育の取り組みが紹介されます。
5.
誤嚥事故の原因と今後の課題 - 杉田大氏が、乳幼児期における誤嚥事故について、原因分析と今後のかかわり方を考察します。
登壇者情報
各登壇者は、保育や栄養に関する深い知識と経験を持つ専門家たちです。酒井治子教授は、保育所における食育指針の研究に長年従事しており、唐沢雅行氏は保育士の人材管理に特化した経験があります。また、大嶽広展氏は保育施設向けの人材育成システムを展開しており、業界のトレンドを牽引する存在です。
参加方法
参加費は3,000円(税込)で、定員に達し次第締め切られます。公式サイトから申し込みが可能で、当日はアーカイブ動画も配信予定です。このセミナーは、保育施設にとって重要な知見を得られる貴重な機会となるでしょう。
今後の保育給食の発展を見据えた一歩を、一緒に考える場としてぜひご参加をお待ちしております。
詳しい情報は
こちらからご確認ください。