百十四銀行のDX人材育成
2024-06-26 15:00:59

百十四銀行、DX人材育成に注力!キカガクとの連携で実践的研修を実施

香川県に本店を置く株式会社百十四銀行は、2025年度までの中期経営計画の一環として、DX戦略を推進しています。その中でも、DX人材の育成を重点分野として位置づけ、独自の認定制度「114マイスター制度」に「DX業務」という分野を新設し、育成研修を実施しています。

同銀行は、この研修の一部に、人工知能・機械学習を含めた先端技術に関する教育事業を展開する株式会社キカガクのカリキュラムを導入しました。キカガクは、企業のDXを支援する教育事業を展開しており、これまで85,000人以上の受講生、約800社の企業のDX推進をサポートしてきた実績があります。

今回の研修は、キカガクの「DXプロジェクトマネジメント研修」をベースに、百十四銀行のニーズに合わせてカスタマイズされたものです。特に、スケジュールマネジメントに焦点を当て、1.5時間のコンパクトな内容に凝縮されました。座学は最小限に抑え、ワーク中心の実践的なプログラムが特徴です。

ワークのテーマは、「お客さまの設備資金ニーズに対して融資実行をする」という、DX支援が必要となるケースを想定しています。研修参加者は、プロジェクトの中で発生するタスクを洗い出し、スケジュールマネジメントを学びました。

研修後には、「プロジェクトを可視化することでスムーズに進められることがわかった」「定型外の業務であっても、立ち上げ段階からスケジュール設計ができるようになった」といった、具体的な成果を感じられたという声が聞かれました。

百十四銀行のコンサルティング部グループ長、松浦氏は「今回の研修は、受講者の積極的な発言を引き出すことができ、非常に有益なものとなりました。百十四銀行は、総合コンサルティンググループへの進化を目指しており、自行や顧客企業のDXを重要な取り組みと捉えています。地域社会のDXを担う人材育成を継続的に実施していくことで、地域社会の発展に貢献していきたいと考えています。」とコメントしています。
百十四銀行が、DX人材育成に力を入れていることは、同銀行が地域社会のデジタル化を積極的に推進していく意思表明と言えるでしょう。キカガクの研修プログラムを導入することで、実践的なスキルを習得できる環境を提供しており、受講者からも高い評価を得ています。

ワーク中心の研修は、座学とは異なり、実際にプロジェクトを想定したシミュレーションを行うため、より実践的な学びを得ることができます。参加者は、プロジェクトマネジメントの基礎知識を習得するだけでなく、実際に業務で活用できるスキルを身につけることができたのではないでしょうか。

百十四銀行は、今後も様々な取り組みを通じて、DX人材育成を強化していくことが予想されます。同銀行の取り組みは、地域社会のデジタル化を促進する上で、重要な役割を果たすものと考えられます。

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