フコク生命THE MUTUAL基金、岡山の子ども支援団体に50万円寄付
2024年11月22日、富国生命保険相互会社が創業100周年を記念して設立した「フコク生命THE MUTUAL基金」より、岡山県岡山市で活動する認定NPO法人ポケットサポートに50万円の寄付が行われました。
この寄付金は、小児がんや心臓病などの慢性疾患を抱える小学生から高校生、そしてその家族を支援する活動に充てられます。ポケットサポートは、入院中から退院後の生活、復学、自宅療養まで、切れ目のない支援を提供することで知られています。
認定NPO法人ポケットサポートの活動
ポケットサポートは「病気を抱える子どもたちが将来に希望をもって自分らしく暮らせる社会」の実現を目指し、多岐にわたる支援活動を行っています。入院生活における孤立感や精神的ストレスの軽減を重視し、子どもたちが仲間と交流し、安心して過ごせる環境づくりに力を入れています。
具体的には、病気を持つ子どもたちが友達と同様に遊び、勉強し、語り合える場を提供することで、子どもたちの心の支えとなることを目指しています。同じ境遇の子ども同士が支え合うことで、孤独感を和らげ、前向きに治療や生活に取り組めるようサポートしています。
フコク生命THE MUTUAL基金の目的
フコク生命THE MUTUAL基金は、創業100周年を機に設立された「共感型の基金」です。企業からの寄付だけでなく、趣旨に賛同した個人からの寄付も受け入れています。
基金の活動は、困難に直面する子どもたちとその家族を支えるNPO法人や市民団体への支援に焦点を当てています。困窮家庭の子ども、児童虐待や社会的養護を必要とする子ども、心身障がい児や難病児、ヤングケアラーなど、幅広い課題を抱える子どもたちを支援対象としています。
寄贈式について
寄贈式は、ポケットサポートの新しい交流拠点にて執り行われました。フコク生命岡山支社から担当者が出席し、寄付金の贈呈が行われました。式典では、ポケットサポートの代表理事である三好祐也氏から活動報告と感謝の言葉が述べられました。
今後の展望
フコク生命THE MUTUAL基金は、今後も継続して、困難に直面する子どもたちを支援する団体への支援を続けていく予定です。ポケットサポートも、寄付金を有効活用し、より多くの子供たちを支援していくことを目指しています。
この寄付は、病気と闘う子どもたちとその家族にとって大きな力となり、明るい未来への希望につながると期待されています。