思いをこめて大合唱!愛知の海を守ろう!
愛知県は、海の豊かさと美しさを未来に継承するため、一般社団法人海と日本プロジェクトin愛知県が主催するイベントを通じて、小学生たちに海の環境について学ぶ機会を提供しています。2025年6月、愛知県蒲郡市および名古屋市で開催されたイベントには、海を愛する18人の小学生レンジャーが集結しました。
イベントの一環として、子どもたちは人気芸人のAMEMIYAさんと共に、愛知の海に関するオリジナルソングを制作。歌は「栽培漁業、はじめてます~」「ごみ拾い、はじめました~」の2曲で、愛知の海について学んだことや、海ごみの問題をテーマにしています。彼らの強い思いが詰まったこの音楽は、2025年12月31日までYouTubeで配信されます。
1日目:クルマエビ救出大作戦
1日目のイベントでは、愛知の県の魚であるクルマエビについて学びます。漁獲量が減少している現状を受けて、稚エビを放流する栽培漁業の重要性を理解し、実際に竹島水族館を訪れ、深海魚や環境問題に触れました。
お昼には、深海魚の料理を使用したメニューを堪能し、食育の観点からも海の恵みの大切さを感じました。子どもたちは、楽しい時間を過ごすだけでなく、しっかりとした学びを展開しました。
2日目:三河湾・伊勢湾防衛大作戦
2日目は名古屋市港区で海の現状を観察するため、水中ドローンを使って伊勢湾を探査しました。海ごみが生態系に与える影響について専門家からの話を聞き、実際に河川敷でごみ拾いを行いながら、未来の海を考える時間を持ちました。
子どもたちは「海ごみ」「水中ドローン」などのキーワードを持ち寄り、AMEMIYAさんと共に歌詞に仕上げていきました。最終的には海をバックに全員で大合唱し、イベントは大盛況のうちに幕を下ろしました。
学びを音楽に込めて
このプロジェクトは日本財団が進める「海と日本プロジェクト」の一環であり、次世代に向けて海を大切にする意識を育てることを目的としています。子どもたちの純さと熱い思いが込められたオリジナルソングは、愛知の海の未来を託すメッセージでもあります。これからも、このような活動が広がり、海を守るための意識が深まっていくことを期待したいものです。
心温まる歌声と共に、海の未来を守るためのアクションを全うする子どもたちの姿を、ぜひとも応援したいですね。