新しい工場見学サービス
2015-08-31 16:30:02

石田大成社とエンプライズが新たな工場見学サービスを開始

株式会社石田大成社(以下、ITP)は、2023年8月21日に新しいサービス「工場・社内見学ナビゲーションアプリ=ITP Pon!」を発表しました。このサービスは、Beaconを活用し、工場や社内見学の効率化を図るものです。共に開発を手掛けたのは、Beacon技術においてリーディングカンパニーである株式会社エンプライズです。

ITPの名古屋工場では、月2〜3回の頻度で中部地域の製造業者を対象に工場見学を実施していますが、従来の見学スタイルでは案内係が1名で3〜5名の見学客を案内するため、個々に詳細な情報を伝えることが難しいという課題がありました。お客様への案内が不十分であったため、見学者が工場の理解を深められないという問題が生じていました。これに対処するために、Beaconを用いた新サービスが導入されました。

「ITP Pon!」では、設置されたBeacon端末が近くにいる見学者に現在地に関連した情報を提供します。この情報は、動画やテキスト形式で表示され、以前の案内方法では伝えきれなかった詳細を的確に伝えることが可能です。また、ナビゲーション機能により、見学者はトイレや休憩所などの施設内移動をスムーズに行えるようになりました。

このサービスは工場見学にとどまらず、ショールームや公共施設、文化施設などにも応用できるため、多くの企業や行政が共通して抱える課題に対しても有効な解決策を提供できると期待されています。2023年3月には、Beaconを利用したスタンプラリーやクーポンを活用した商店街の活性化アプリ「UJIPON」の実証実験を京都府宇治市で行っており、今後さらに多様な分野での活用が見込まれます。

ITPは、Beaconを通じてリアルタイムで人と情報を結びつけることを目指しています。さらに、ITPはBeaconビジネスのニーズに応えるため、SDKやミドルウェアを備えたITインフラをクラウド上に構築しており、アプリ開発から設置、運用まで一貫したサービスを提供しています。これにより、活動データの可視化を行い、新しいO2Oマーケティングの形をサポートしています。

加えて、ITPの強みであるBeacon技術と60ヵ国対応の多言語翻訳、デジタルサイネージを融合させ、2020年の東京オリンピックに向け促進されるインバウンドビジネスに貢献しています。訪日外国人のスマートフォンの言語設定を自動認識し、その言語でコンテンツを表示するシステムも開発中です。

会社概要


  • - 会社名: 株式会社石田大成社
  • - 代表者: 阿部 乙彦
  • - 所在地: 東京都千代田区外神田2-18-2
  • - 電話: 03-3255-8911
  • - 資本金: 90,000,000円
  • - 事業内容: 印刷業、広告業、販売促進業など

このICT技術は、今後の企業や政府の取り組みにも大いに役立つものであり、皆様のビジネスに新たな価値を提供すると考えられています。

ご興味がある方は、ITPの公式サイトを訪れ、詳しい情報をご覧ください。

会社情報

会社名
株式会社石田大成社
住所
京都府京都市中京区丸太町通小川西入横鍛治町100番地
電話番号
075-211-9112

トピックス(IT)

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