書と新蕎麦特集
2026-09-09 09:50:33

アートとしての書の魅力を探る『サライ』特集と新蕎麦の味わい

アートとしての書の魅力を探る『サライ』特集と新蕎麦の味わい



2026年9月9日に発売された『サライ』の最新号では、特集テーマとして「書」が取り上げられています。この号は創刊37周年を記念した特大号で、価格は1,280円(税込)となっています。特集では、王羲之や空海、良寛といった名筆の独自の筆遣いを受け継ぎ、書の背後にある書家たちの心の深淵に迫ろうとしています。

書の美の真髄を探る



「書」の美しさを心から実感するためには、どのようにしてその文字が描かれているのか、そのプロセスを辿ることが欠かせません。本特集は、まず「筆蝕」に焦点を当てています。これは筆先が紙に触れることで感じられる触覚的な感覚です。この特集を通じて、書の歴史を振り返ることで、筆、墨、紙がどのように融合し、名筆が生まれるのかのドラマを体験することができます。

また、自ら筆を取る「臨書」や写経、書道教室、さらには手紙を書くことなど、さまざまな書の体験を提案しています。これらの体験は、書の楽しみを通じて人生をより豊かにする手段となります。

名筆の心に迫る



特集の第1部では、名筆を通じて書家の心を読み解く試みがなされています。石川九楊さんが記した総論では、古代中国の殷王朝の甲骨文から始まり、篆書や隷書の誕生に至るまでの書の歴史を振り返ります。こうした歴史的な視点から、書を通じて人々が感じる心地よさや美の原点に触れることができるのです。

本論では、中国と日本の歴史に名を残す名筆たちを味わうことができます。取り上げられた名筆には、王羲之の『喪乱帖』、空海の『風信帖』、藤原伊行の『葦手絵和漢朗詠抄』などがあります。誌面では、これらの文字形を鑑賞するだけでなく、石川さんの筆蝕に関する体験を自らの指でなぞることで感じることができる工夫も施されています。

書とのふれあい



第二部では、「書」に親しむ方法を提案しています。写経や書道教室、手紙を書くことなど、日常生活の中にある「書」の楽しみを体験し、人生を豊かにする方法を模索します。特に写経は、心を整える一心で書く行為であり、多くの寺院に設けられた写経場が訪れられています。

さらに、著名な文人たちの書の作品を通じて、彼らの人生に触れる機会が提供されています。日常の中で「書」を楽しむ方法に焦点を当てるこの特集は、多くの人々に「書」を生涯の友として届けることを目指しています。

附録と特集記事でさらに学ぶ



この号には、国宝や重文に指定されている書作品が原寸大で掲載されており、名筆の魅力を直に感じることができます。また、漢字力を磨くための別冊付録「『漢検』で腕だめし」も付いており、実際の試験問題を用いて自分の実力を確認することができます。

新蕎麦の魅力にも迫る



特集の一環として、秋の新蕎麦についても特集が組まれています。香り高く、ツヤのある新蕎麦の魅力や、その土地で育まれた在来種の魅力を紹介し、味覚を深く楽しむ方法を提案します。山形の越沢三角そばや長野の戸隠そば、福井の越前そばなど、地域ごとの個性豊かな蕎麦を楽しむことができる情報が満載です。

美食の秋を迎えるにあたって、書を楽しむと共に、新蕎麦の豊かな風味を味わいましょう。『サライ』を手に取り、書のアートとともに新しい味覚の発見をしてみてはいかがでしょうか。


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会社情報

会社名
株式会社小学館
住所
東京都千代田区一ツ橋2-3-1
電話番号
03-3230-5355

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