新たなホテルブランド「KIORI Portfolio」の誕生
京都の心を感じる新しいホテルブランド「
KIORI Portfolio」が、烏丸駅や錦市場の近くに誕生しました。このホテルは、歴史と文化が息づく京都において、現代的な快適さと静かな美しさを兼ね備えています。ホテルの運営は、KHC・ホテル・オペレーションズ株式会社が手掛け、代表取締役の平野直之氏がそのビジョンを導いています。
ブランドの魅力と理念
「KIORI Portfolio」という名前は、日本語の“織り”に由来し、旅行のひとときが人生というタペストリーに織り込まれていくことを願ったもので、宿泊者にとって特別な時間となることを目指しています。京都という舞台で、記憶や場所が重なり、静かな美しさを提供する体験を提供することが、「KIORI Portfolio」の理念です。
全8つの施設を展開予定のこのブランドでは、すでに5つのホテルが開業しており、残りの3つも続けてオープンする予定です。それぞれの施設は、和の美意識を取り入れつつ、モダンなデザインによって独自の魅力を放っています。
五感を楽しむ滞在
各施設では、宿泊者が京都を五感で感じるための工夫が施されています。例えば、館内に漂う香りは、老舗の松栄堂が調合した「白川」の香りです。ヒノキや乳香、花の香りが融合し、空間を心地よく満たしています。また、朝食には、京都の老舗ベーカリー「進々堂」のパンをハワイ製のキーコーヒーや紅茶と一緒に楽しむことができます。客室内では、一保堂茶舗の特製ティーバッグを用意し、朝の静かな時間を演出します。
さらに、宿泊者限定の「イブニング・アワー」は毎日17時から19時まで開催されており、京都の老舗ワインショップや日本酒専門店が厳選したアルコールを楽しめます。洗練された静謐な空間で、特別な時間を大切に過ごせるひとときが用意されています。
新たな滞在スタイルの提案
「KIORI Portfolio」は、観光やビジネスに便利な立地を生かし、多様な旅行者に新しい滞在スタイルを提案しています。特に、長期滞在をするお客様には、コインランドリーや電子レンジなど、日常生活に便利な設備が完備されており、「暮らすように旅する」体験が得られます。
総支配人のジョイス・ワン氏は、「KIORI Portfolio」は単なるホテルチェーンではなく、宿泊を通じて京都を再解釈し、文化の保存と再生を目指すと語っています。また、ゲストが京都と真に結びつき、心から楽しむことを重視することが、同ブランドの大切な哲学であると伝えています。
未来への思い
「KIORI Portfolio」は、京都の記憶を未来へと織り込む努力を続けます。訪れる人々に静かで深い体験を提供し、そこで過ごした瞬間が新たな京都の記憶となり、再訪の理由になることを目指しています。
公式サイトやインスタグラムも活用し、訪れる人々に新たな京都の魅力を発信していきます。旅がより特別なものになるよう、心からおもてなしを大切にする「KIORI Portfolio」に、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
KIORI Portfolioの公式サイト