宇野寿人氏が新CMO就任
クラフトバンク株式会社が2025年5月1日付で元荘内銀行の常務取締役、宇野寿人氏をCMO(Chief Marketing Officer)に任命したことが発表されました。宇野氏は地域金融およびデジタル・トランスフォーメーション(DX)推進の分野で30年以上の豊富な経験を持ち、今後のクラフトバンクの成長戦略に大きな影響を与えると期待されています。
就任の背景
建設業界は、500万人以上が関与する基幹産業でありながら、業務の非効率性や人手不足など複雑な課題を抱えています。クラフトバンクは「日本が誇る建設職人と建設会社が正当に評価され、利益を享受できる仕組みを作る」ことを目指し、業務を行っています。
2021年9月にスタートした「クラフトバンクオフィス」は、工事管理のためのSaaSソリューションとして、1万人以上の建設職人に利用されるまでに成長しました。また、全国で開催される建設業向けの交流イベント「職人酒場®」を通じて、地域におけるネットワーキング促進にも成功しています。
今後のさらなる成長を目指し、地域との連携を重視した事業展開を加速するため、マーケティング戦略を経営レベルで推進する体制を強化。宇野氏の参加により、地域企業や自治体との連携を強化していく意向です。
宇野寿人氏のプロフィール
1989年に荘内銀行に入行し、人事や経営企画といった幅広い部門で経験を積んだ宇野氏は、2005年以降は副支店長や支店長などを歴任。2015年には取締役兼執行役員に就任し、2018年からは常務取締役を務めました。2020年には荘内銀行を退職後、フィデア情報総研に参加し、地域の中小企業や自治体向けのDXコンサルティング事業の立ち上げを主導、2022年からは代表取締役社長として活躍しています。
就任にあたってのコメント
宇野氏は「クラフトバンクに参加できることを心から嬉しく思います。DXを活用して建設業界の課題に取り組むクラフトバンクのビジョンには共感しています。業界分析やマッチングサポートを通じて企業課題の解決に貢献し、地域建設業界の活性化に全力を尽くしたい」とコメントしています。
クラフトバンク株式会社について
クラフトバンクは、内装工事会社からスタートした建設業界のDXを推進するスタートアップです。全国の建設工事会社の3.2万社以上が利用する工事マッチングサービス「クラフトバンク」や、全国33都道府県で開催される「職人酒場®︎」を運営し、2021年以降は経営管理システム「クラフトバンクオフィス」が注目されています。
「累計19.2億円の資金調達」を実施した同社は、建設職人の生産性向上にコミットし続けています。
情報の詳細は、
クラフトバンクの公式サイトをご覧ください。