関西イノベーション東西軸フォーラムⅡ
2024-05-29 15:00:02

2025年大阪・関西万博に向けたGX推進!関西イノベーション東西軸フォーラムⅡ開催

2025年大阪・関西万博に向けた取り組み:関西イノベーション東西軸フォーラムⅡ



2024年6月12日、大阪市城東区にて、「関西イノベーション東西軸フォーラムⅡ」が開催されました。テーマは「知と情動の共創都市 -GX時代のイノベーション東西軸の未来-」。2025年大阪・関西万博に向けたレガシー事業の一環として、自立循環型社会の実現を目指した重要なフォーラムです。

イノベーション東西軸:万博レガシーの推進力



2022年に開催された第1回フォーラムでは、「イノベーション東西軸」という概念が提唱されました。これは、万博会場と関西学研都市を繋ぐ軸線であり、様々な分野の連携による共創を促進する構想です。

大阪城周辺エリア:未来都市のモデル拠点



今回のフォーラムでは、東西軸の中心となる大阪城周辺エリアに焦点を当てました。特に、大阪公立大学森之宮キャンパスの建設を契機に、GXエコノミー(環境配慮型経済)の先導的R&Dモデル拠点としての都市開発が議論されました。

多様な専門家による議論



フォーラムでは、経済産業省、大阪大学、京都大学などから多くのキーパーソンが参加。日本の資源循環経済政策、下水処理場を活用した持続可能な都市モデル、大阪城周辺エリアの具体的な開発計画などについて活発な議論が交わされました。

主要講演内容



ゲストスピーチ(オンライン): 経済産業省の吉川泰弘氏より、日本の資源循環経済政策と成長志向型の資源自律経済戦略について説明がありました。
基調講演: 大阪大学の池道彦氏による、下水処理場を拠点としたオートトロフ・シティ(独立栄養型都市)の可能性に関する講演が行われました。環境に配慮した都市開発の具体的なビジョンを示す内容でした。
パネルディスカッション: 大阪城周辺エリアでのGXプロジェクトの可能性をテーマに、活発な意見交換が行われました。UR都市機構、けいはんな学研機構、大阪市、大阪府など様々な関係者から、具体的な計画や課題、展望などが語られました。

未来都市への展望



フォーラム全体を通して、2025年大阪・関西万博を契機とした、環境と経済の両立を目指す持続可能な都市開発への強い意志が感じられました。大阪城周辺エリアは、その実現に向けた重要なモデルケースとなるでしょう。

フォーラム概要



日時: 2024年6月12日(水)13:30~16:00
場所: UR旧西日本支社庁舎1Fホール(大阪市城東区森之宮1-6-85)、Zoom配信併用
参加費: 無料(要事前申込み)
主催: 関西イノベーションフォーラム実行委員会
共催: (公財)関西文化研究学園都市推進機構、公立大学法人大阪、(一財)大阪地域振興調査会
* 特別協力: 独立行政法人都市再生機構

参加者の声(一部抜粋)



参加者からは、「GX時代の都市開発の現状と将来展望を理解する良い機会になった」「様々な関係者の意見交換を通じて、大阪の未来都市構想への期待が高まった」といった声が聞かれました。

まとめ



本フォーラムは、2025年大阪・関西万博後の未来社会を展望し、持続可能な都市開発の重要性を改めて認識させる機会となりました。大阪城周辺エリアを核としたイノベーション東西軸の取り組みは、今後の日本の都市開発にとって貴重なモデルケースとなる可能性を秘めています。

会社情報

会社名
一般財団法人大阪地域振興調査会
住所
大阪市中央区大手通 1 丁目 2 番 10 号
電話番号
06-6944-1173

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。