障がい児の支援イベント
2019-07-22 20:50:56
バルサ財団とKONAMIが日本で障がい児のインクルージョン促進イベントを開催
FCバルセロナとKONAMI、障がい児支援の取り組みを発表
東京・立川市で、FCバルセロナが設立した「バルサ財団」とコナミデジタルエンタテインメントの協賛により、「ソーシャル・インクルージョン・フェスティバル」が開催されました。このイベントには日本各地から200人以上の障がいを持つ少年少女と他の子どもたちが参加し、国際的な支援の一環として「FutbolNet」メソッドを体験しました。
イベント概要と目的
このイベントは、障がい者のソーシャル・インクルージョンを実現するための具体的な試みとして行われ、FCバルセロナの第一副会長であるジョルディ・カルドネル氏や、元選手のジュリアーノ・ベレッチ氏、KONAMIの中野治・代表取締役会長も参加しました。参加者たちは、異なる障がいに対する理解を深めるためのアクティビティを通じて、共同作業の重要性や友達を作る楽しさを体感しました。
イベントの目玉は、視力障がいを持つ子どもたちが日常的に直面する課題を理解するための体験です。ベレッチ氏がゴーグルを着用し、参加者は視覚障がいについての理解を深めました。このように、すべての子どもたちが平等に参加できる空間を作り出すことが、バルサ財団の大切なミッションです。
参加者の約75%が障がいを持つという高い比率
参加した子どもたちの中で75%が何らかの障がいを抱え、これはバルサ財団が世界各国で行う「FutbolNet」イベントの中でも特に高い数値です。バルサ財団は、より公平で多様な社会を目指し、KONAMIとの連携を強化しながら日本国内でも主要な支援活動を展開しています。
新たなプロジェクトの創設
バルサ財団は、KONAMIの協力を得て、障がいを持つ子どもを対象としたスポーツ・インクルージョン・プログラムを立ち上げました。このプログラムは、110名以上の指導者を通じて、障がい者サッカーの重要性を教えるもので、すべての子どもたちにとって平等に受け入れられる環境を整えることを目指しています。
このプログラムでは、参加者が楽しみながら友情を深め、誰もが自分の個性を表現できる場を提供します。バルサ財団の「FutbolNet」メソッドは、スポーツを通じてインクルージョンを促進し、暴力や差別に対する意識を高めるための重要な教育ツールとして機能しています。
障がい児支援に向けた影響力
このような活動は、行動の背後にあるバルサの価値観を広め、子どもたちの人生を豊かにするだけでなく、社会全体にも影響を与えるものです。バルサ財団は、日本を含む59カ国で活動を続け、障がい者がスポーツを通じて自己実現する機会を提供することを目指しています。
FCバルセロナとコナミの協力によるこの取り組みが、今後も持続的に進化し、障がい者と健常者が共に楽しみ、学び合う社会の実現に向けた大きな一歩となることを期待しています。バルサ財団の今後のプロジェクトに注目が集まります。
会社情報
- 会社名
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FCバルセロナ
- 住所
- Aristides Maillol s/n 08028 Barcelona
- 電話番号
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